いつもの山に観察に行ってきました。(4/27)
めぼしいものが無かったので、帰ろうとしていると、(道を塞いでいたので)短く切って林道脇に放置してあった直径30cm位の太い松の倒木の断面に変形菌のツノホコリが発生していました。透明なサンゴの様でもあり、みずみずしい変形菌です。
上部に見える白く丸い水滴のようなものは、乾燥などの影響で子実体になり切れなかったツノホコリのアメーバだと思います。
この神秘的な形に魅せられます。
ゼラチン質で出来ていますので、乾燥すると、縮んでしまいます。
筒状の子実体の外側に白い小さな粒が粒が見えるかと思いますが、これがツノホコリの胞子で直径は約1/100ミリメートル位です。赤いダニとの比較で、変形菌のおよその大きさは分かります。