世界腎臓デーというものがあるのをご存じでしょうか?

腎臓病の早期発見などを訴える取り組みとして毎年3月の第2木曜日と定められ、世界各国で、ウォーキング、サイクリング、ランニングなどのイベントが開催されています。

最近腎機能に関心があって、地元で開催された世界腎臓デー市民公開講座に行ってきました。予約制でしたが、当日参加の人もいて、会場に入りきれないほどの聴衆で一杯でした。関心の高さを実感しました。

腎臓病というと食塩摂取を減らすことが喫緊の課題ですが、講座に参加した後で、味噌汁など汁物の塩分濃度を測定するデジタル塩分計を買いました。

 

これは有名なN社のカップきつねうどんのつゆを測定した結果です。塩分濃度0.6%で薄いと判定されました。しかし安心はできません。容器のカップを見ると食塩相当量が5.2g(麺・かやく;1.6g、スープ;3.6g)となっていて、汁まで飲み干すと5.2g摂取したことになります。

厚生労働省の食塩の1日摂取目標値は男性7.5g未満、女性6.5g未満、高血圧の人は6.0g未満となっていて、このカップ麺1個でかなりの部分を占めてしまいます。

 

今まで、カップ焼きそば、白身魚フライ弁当、味噌ラーメンなどを好んで食べてきましたが、いずれも食塩量の多い食品です。この機会に食塩量の多い食品はすべて食べるのを止めました。