今日も森に行ってきました。いろいろ写真に撮ってきましたが、太いヒノキの根元にこれは何だろうというものがありました。

書道の毛筆をばらしたようなもので、一見して何かの種子だとは分かりますが・・・・・。

帰宅してから調べてみると意外なことが分かりました。

 

 

 

 

 

これはテイカカズラというつる性常緑低木の種子です。漢字では「定家葛」と書きます。

この和名の由緒は、式子内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられず、ついに定家葛に生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説に基づくそうです( フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)による)

 

藤原定家というと、小倉百人一首の選者ですが、何十年も前ですが、確か高校の時の宿題で、小倉百人一首を全部ノートに書いて覚えたことがあります。あのころが懐かしいですね。

 

私の好きな短歌は、

小野小町

花の色は 移りにけりな 徒に
我が身世にふる ながめせしまに

 

平兼盛

忍ぶれど 色に出にけり 我が戀は
ものや思ふと 人の問ふまで