先週土曜日は高校の同窓会で楽しかったです。やはり小・中・高・大・院を通して高校の同窓会が一番だと思います。
日本史の先生が来賓で来ていましたが、私は入試の選択科目に世界史をとっていたので、あまり真面目に日本史は勉強していませんでした。先生すみません。
拙宅の隣に季節外れのユリが一輪咲いていました。拙宅のユリから種が飛んで行ったみたいです。
11月中下旬になって気温が下がり、野外では変形菌のアメーバは活動していないと思っていましたが、拙宅の隣の空き地に積み上げられた剪定枝や丸太(3年以上経っていると思います)を一本取り出してみました。(作業していた隣家の人に断ってから)
積み上げられた剪定枝
これは取り出した朽ちた柿の木の丸太です。
黄色いアメーバがいました。木材腐朽菌のサガリハリタケを餌にしているようです。
そこで、樹皮ごとはがして、水で濡らしたキッチンタオルを敷いたポリ容器に入れて、様子を見ることにしました。
水でふやかしたオートミールをアメーバの上に置いて一晩経った時の様子です。黄色いのはアメーバがオートミールを食べているところ。
この粘菌アメーバは飼育が簡単みたいです。
昨年9月にも同じ場所で粘菌アメーバ(イタモジホコリ)を採取しました。また、少し離れたところにある積み上げた剪定枝からもヘビヌカホコリ、ウルワシモジホコリなどの子実体が見つかりました。
これらの状況を踏まえると、変形菌は剪定枝や丸太を積み上げて放置しておくだけで、下の方の丸太や太い枝に変形菌が発生することが分かりました。更に言えば、雑草などで覆われていれば完璧です。
粘菌アメーバは森の中でないと生息していないという思い込みがあったのですが間違いでした。この方法では実家の畑など木の陰がない場所でも変形菌を捕捉・増殖させることが出来そうです。