大原美術館:三浦館長の話
館長のお話によりますと、近代絵画の特徴として
1.異文化の発見と受容
2.原始的神秘的なものへの興味
3.絵画でしかない絵画らしさの追求
4.芸術家の強い個性
があるらしいです。
*ポール・ゴーギャン
1848年~1903年、54歳死去
母の死、娘の死、35歳で絵画へ、
ゴッホとの付き合い決別、妻との別れ、
金銭トラブル、破産、孤立孤独、
タヒチでの暮らし、若い妻たち・・・
*1892年「かぐわしき大地」の強力なタッチ、
構図、迫る色使いと人物・裸像
*タヒチの近くのヒバ・オア島へ移住、心臓発作で死去
以前タヒチを訪問した時、ゴーギャンが惹きつけられる神秘と自然さがあります。時間や生活が止まり、海の青さと空の青さがつながっている感じがします。
人々はのんびり、とても親切、
南洋の食べ物と食事もゆったり・・・。
絵画には様々な作家の思いいれや感情があります。ゴーギャンも日常の様々な苦難や矛盾、心の闘争等を感じて手を動かしたのかもしれません。