東日本大震災の教訓(127):ゲート | 安部孝(あべたかし) 元宮城県議会議員 〈急がず休まず〉

安部孝(あべたかし) 元宮城県議会議員 〈急がず休まず〉

「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、
    成らぬは人の為さぬなりけり」
            (上杉鷹山)

「水門・ゲート設備」

 

✰大震災は津波による多くの犠牲者を生みました。津波を食止めるためにゲートを閉めにはいけません。自動で水門等を制御できる施設整備が必要です。

 

     

 

 地震は午後2時46分に発生しました。その後早いところで数十分で津波が到達しました。第一波、そして第二波ときました。水門は多くは人力での作業になります。少しでもタイミングが合わないと犠牲者を生むことになります。実際、消防団等関係者の犠牲者が出ました。なんとしても被害減少や水門等の開閉リスクを減らさなければなりません。

 

     

 

 手動からオートへの設備投資は多大な予算を必要とします。限度もありますが、可能な限り必要な所には自動化・効率のいい開閉装置等の開発と設置が必要です。

 

     

 

 津波から「身を守る」ための方策はいろいろでてきました。まず逃げる、逃げるルートの確保、途中のシェルターの確保等考えてきました。

 

     

 

 もとの海側の「水門・ゲートの開閉」については、他の自然災害もありますから、関係者は点検や準備を万全にしておくべきでしょう。