東日本大震災の教訓(121):いちご | 安部孝(あべたかし) 元宮城県議会議員 〈急がず休まず〉

安部孝(あべたかし) 元宮城県議会議員 〈急がず休まず〉

「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、
    成らぬは人の為さぬなりけり」
            (上杉鷹山)

 

「いちご農園」復活

 

 

☆山元町のいちご栽培復活には、様々なドラマがあります。真っ赤ないちごの実は「復興の灯」になり、困難を乗り越える原動力になりました。「復興するぞ」という強い気持ちが大切です。

 

     

 

宮城県の仙南エリアに位置する地域です。太平洋に面した海岸地区があり、国道6号線も走っています。

 

     

 

震災被害は甚大で死者633人、住宅約2300棟が全壊しました。なんと町面積の38パーセントが浸水しました。

常磐線の運転も不通になり、山下駅と坂元駅は震災後山側に移転しました。

山元のいちごは昔から有名でした。約130戸のいちご農家がありましたが、約9割が津波で壊滅的な被害を受けました。

しかし、復活の兆しはとても速かったと思います。一年たたずに農地の復活や施設整備にかかりました。

 

     

 

今では大変な賑わいで、いちご狩りやいちご販売会が行われています。