Lucky Man ふたりきりのお泊まり 45 | 舞う葉と桜〜櫻葉・嵐綴り〜

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腐女子向けのお話ブログです。

雅紀のナカに入ることはできなかった。


でも、雅紀の腿を使って疑似体験は、した。





前からと後ろから。





ヤるとこんな風に雅紀を見れるんだって、俺はすっげぇ変に興奮した。





俺しか知らない、俺しか見ることのない、むちゃくちゃキレイで、エロい雅紀。





さよならチェリーくんにはならなかったけど、チェリーくんには刺激の強い疑似体験だった。いくらでもできそうな勢いだった。





雅紀がタオルケットでみのむしになってる。





ちょっとぐったり気味。





「おい、みのむし雅紀」
「…………みのむし、だよ」
「認めるのは新しいパターンだな」





ころんってこっちを向いたみのむしをすかさずつかまえて、腕に抱いた。





「ごめんね、しょーちゃん」
「何が?」
「最後まで、できなくて」
「だからいいって」
「…………うん」
「やめたの俺だし。疑似体験、したし」
「…………うん。何か、何かさ………スゴかった、ね」





思い出したのか、かああああって赤くなってる。





この、さっきまでとのギャップが。





「とりあえず、1本から慣らしていこうな」
「慣らす?」
「…………ココ」





雅紀の、俺たちが繋がれる唯一の場所をタオルケットの上から撫でれば、ひゃああって、悲鳴があがって。





「あ、あの、しょーちゃん?」
「んー?」
「最終的には、何本、なの?」
「3本じゃね?」
「さ……………」





絶句。





これは言わない方が良かったか?って、ちょっと後悔。


雅紀がもぞもぞとタオルケットに潜っていく。





「最終的には、興奮した俺のジュニアが入るんだよ」
「ううううううう」
「うううううううって何だ、うううううううって」
「本当に、入るの、かな」





顔は見えないけど、不安そうな声。





ミルクティー色の髪の毛だけが見えている雅紀を、もっと力を入れて、抱き締めた。





「入る」
「…………うん」
「入りたい」
「…………うん」
「雅紀が好きだから、雅紀に入って、繋がって、全部を俺のものにしたい」
「…………うん」





雅紀が、今度はもぞもぞと出てくる。


赤い顔。





目も、まだ赤い。





「しょーちゃん………」
「ん?」
「もうちょっと、さ」
「うん?」
「もうちょっと、だけ」





やらしいこと、しよって。





雅紀の長い腕が、俺の背中に、絡んだ。