光國寺様 建造物復元彩色をさせていただきました | 京の伝統文化を支える人々

光國寺様 建造物復元彩色をさせていただきました

昨年末から今年初めにかけて、大阪府豊中市の浄土真宗本願寺派光國寺様にて、後門および後門柱の復元彩色をさせていただきました。

平成27年に衝立を描かせて頂いたご縁で、直接ご依頼をいただきました。

阪神淡路大震災で、全壊状態になり、建て直す案も出たそうですが、改修工事にて、残せるものはできるだけ残して、古いものを今まで大事にされてこられました。柱の彩色「柱巻き」も相当古く、傷んでいましたが、大変よい彩色がほどこされてありました。今回は、それらを模写して復元させていただきました。御本尊の後ろにある彩色が鮮やかによみがえり、御住職をはじめ、御門徒様方に大変喜んでいただきました。

 

↓美しく生まれ変わった後門および後門柱

 

↓柱巻き側面施工前後

 

↓柱巻き正面 施工前後

 

↓斗組部分 施工前後

 

↓桁部分 施工前後