建造物彩色 | 京の伝統文化を支える人々

建造物彩色

彩色に関する仏具全般、またその復元、修復などのお寺のお仕事のひとつで建造物彩色について紹介します。


建造物彩色とは、ご本堂の主に内部を、伝統的な吉祥の文様や極楽浄土を表す絵を描き、色や絵で荘厳することです。具体的に彩色する部分をいいますと、柱や桁など、ご本堂を直接支える建築部材です。お寺様ごとで、建物の大きさや構造が異なりますし、文様や絵の種類・描き方なども様々ありますので、各お寺様のオリジナルものに仕上がります。


詳しくは、京の宮絵師 安川如風の描く悠久の世界  をご覧ください。


新調の仕事例


北海道・北見市にある浄土真宗本願寺派本覚寺様の内陣・外陣を新しく彩色しなおしました。内陣と外陣、天井まで彩色で埋め尽くされた豪華絢爛なものです。

こちらの彩色は表具形式にて行われ、予め現場で型を取り、後に工房にて彩色します。彩色が完了したら、現地にて場所に合わせて表具するという形式をとっています。



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