ビックリすると同時にとてもうれしく思いました。
想いを伝える魔法の筆文字
伝筆講師かなすふでぃこと、
なみおか恵美です。
多感な20代、カズオ・イシグロ氏の小説を読みあさりました。
私の心を捕えて離しませんでした。
ブッカー賞を受賞された頃、雑誌Penだったと思いますが、イシグロ氏の特集が組まれました。
何度も何度も読み返しました。
「日の名残」からはじまり、デビュー作「遠い山なみの光」、「浮き世の画家」と読み進め、
イシグロ氏のルーツである長崎にまで旅しました。
どうしても自分もそこに身を置きたい一心で。
空港着陸前上空からの長崎の描写、稲佐山からの眺め、強烈に感動し、
いまだにその景色がまぶたに焼き付いています。
もちろん、映画化された作品はすべて映画館で観ました。
イシグロ氏のインタビュー、話す英語が美しくてずっと聞いていたくなります。
作品、どれも味わい深いです。是非、読んでみてください。