港町ヨコハマ
山下公園通りに面して立つ、ヨーロッパ調の落ち着いた外観を持つ日本有数のクラシックホテルです。
1927年竣工・築97年
チャップリン、ベーブルースなど、VIPも泊まりし横浜の迎賓館とも言われます。
設計者は渡辺仁。
歴史的なビルを数々手がけています。
東京国立博物館本館などを手がけた建築家です。
1・2・3階で雰囲気を変えている
第1層は1階部分(レストランなど)の基壇階、第2層は2階(ロビーなど)の主階、そして3,4階部分(客室)の屋階となっています。
屋上の5階部分は、横浜ゆかりのアメリカ人建築家・J.H.モーガン(Jay Hill Morgan)による設計で、昭和8(1933)年に増築されたものです。
アールデコ建築・洗練された西洋建築
世界が仰天したサプライズホテルとなりました。
目の前の大階段は圧倒的な存在感を放ちます
手すりは一枚一枚、色合いの違うイタリア製の釉薬タイルでおおわれています。
階段の突起物はフルーツバスケットをモチーフにしたデザイン
ロビーはアジアっぽい雰囲気
絹で出来た織物・タペストリー
照明は伽藍の行灯がモチーフ
2階から海が見えます。
だから2階の窓が大きいのです。
横浜家具や、日本のカンナ技術の賜物
ギリシャ神話・勝利の女神ニケが彫られている
西洋と東洋が入り混じる独特の美
フェニックスルーム
関東大震災からの復興
当初公募して多かったホテル名が「フェニックスホテル」だったため。
レインボーホールルーム
鉄骨のアーチが天井を支えている。
開業当時はダンスホールとして利用。
315号室は、 マッカーサーズ・スウィートとして保存され、一般客も宿泊することができます。
マッカーサー元帥は戦前、ホテルニューグランドにハネムーンを含めて2回も宿泊したことがあり、思い出の場所な様です。
ナポリタン・シーフードドリア・プリンアラモード
このホテル発祥の料理
東西を融合させた建築、驚きの最新技術、前代未聞の料理、訪れたものへのサブライブの数々。
いつの時代も横浜市民の希望の星となり、輝きを放って来たサプライズホテル。
これまでもこれからもお客様をお待ち続けます。
前回の「ホテルニューグランド」の記事はこちら(2021年4月9日)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://ameblo.jp/miyacar/entry-12666883907.html
では、明日。