▼写真AC:ごきげんなこさん提供のフリー素材
小林製薬がつくる機能性表示食品の摂取者に健康被害が相次いでいる問題で、厚生労働省は、小林製薬のサプリメントに「プベルル酸」という物質が意図せずに含まれていたことを明らかにしました。
「プベルル酸」は「紅麹」から生成しにくいと説明していて、製造過程でカビが入る所がないか、混入の可能性も含めて総点検を行っています。
厚労省によると、プベルル酸は青カビからつくられる天然の化合物で、どういう理由で混入したのかはまだ不明。
抗生物質としての特性があり、抗マラリア効果があるほど「毒性は非常に高い」というが、腎臓への影響は現時点ではわかっていません。
この健康食品に使っている紅麹原料の供給先は173社あることがわかりました。
原料はこのうちの複数の卸売業者を通じてさらに別の企業に販売されていることがわかりました。
報道された時点では、ここまで影響が大きくなるとは、正直わかりませんでしたが、サプリメントを摂取した人に健康被害が確認され、死者まで出てしまっています。
しかも、利用している人は健康食品なので、健康被害など疑うこともなく、利用していました。
前回の「ドーピング問題」の記事はこちら(2022年2月19日)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://ameblo.jp/miyacar/entry-12727773640.html
では、明日。