◆日銀 マイナス金利政策を解除 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

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▼写真AC:fuku41さん提供のフリー素材


植田総裁は記者会見で、「マイナス金利政策」を解除し、金利を引き上げることを発表しました。
日銀による利上げは2007年2月以来およそ17年ぶりです。
理由は、賃金の上昇を伴う形で物価が安定的に2%上昇する「賃金と物価の好循環」が見通せるようになったと判断したからです。
世界的にも異例な対応が続いてきた日本の金融政策は正常化に向けて大きく転換することになります。

現在は日銀のマイナス金利を背景に多くの金融機関が普通預金の金利を0.001%に設定していて、ほぼ金利がつかない状態です。

日銀が今回、マイナス金利を解除し政策金利を引き上げたことで、金融機関は普通預金の金利を引き上げるとみられます。
早速、三菱UFJ銀行と三井住友銀行は、普通預金の金利を現在の年0.001%から20倍の年0.02%に引き上げると発表しました。

住宅ローン利用者の7割以上が選択している変動型は、金融機関が企業向けに貸し出す際の基準金利「短期プライムレート」を参考に決められています。
3月1日時点での大手3行の変動型の住宅ローン金利は、最も優遇する場合で、三菱UFJ銀行は0.345%、三井住友銀行は0.475%、みずほ銀行は0.375%となっています。
日本最大の住宅ローン比較情報サイト「モゲチェック」COO 塩澤氏は、「ほとんどの銀行が住宅ローンの金利を当面上げないでしょう」と見ています。

心配されることは、中小・零細企業は、借入金利の上昇を警戒しています。
賃上げに縁のない年金生活者には、利上げの恩恵もほぼ見込めません。

発表されてからここ数日も、予想に反し、円安になってしまっています。

金融政策の正常化はこれからが正念場です。


林修の今でしょ講座「渋沢栄一」前編の記事はこちら(2022年1月6日)
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http://ameblo.jp/miyacar/entry-12719697795.html

では、明日。