◆池上彰ニュース解説「10年でこんなに変わったニッポン」 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

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いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
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▼写真AC:huraitoさん提供のフリー素材


たった10年でこんなに変わったので、今と比べてみよう。

「メジャーリーグの大谷翔平」
今・スポーツ史上最高額の10年7億ドル

10年前の大谷は19歳・プロ入り2年目、年俸3000万円。
田中将大投手がヤンキースと7年契約、AP通信などによると総額1億5500万ドル(約161億円)の大型契約。
総額でも単年でも日本選手史上最高となりました。

「スマートフォン」
10年前はガラケーが多数派でキャリアメール
当時はiPhone 5sで、6万8000円から
最先端機能は指紋認証
イヤホン端子があったため、有線イヤホン。

「SNS」
今ほど普及していなかった
Instagram日本語版リリース
サブスクという、サービス自体がほとんどなかった。

10年前
レンタルビデオが活躍
今はネット配信やサブスクが浸透

「AI」
今・AIに聞けばなんでも答えてくれる時代

10年前
ロボット家電が出現したものの、ロボットとの会話はやりとりが成立しなかったです。
人間とコンピュータの対決
チェス、将棋は、すでにコンピュータが人間を上回ってました。
将棋やチェスに比べ、囲碁は盤が大きく、マスが多いため、対局パターンが 10 の 360 乗以上と言われ、コンピュータが人間に勝つのは2007年になってから。
10年で、人間を超えるほどの進化を見せました。

今・人間のような受け答えが出来て、AIに人間の仕事が奪われる?
受付・レジ係・清掃員などの単純作業だけでなく、今やクリティティブな仕事も奪われる、と言われてます。
デザイナー・作家・脚本家などの仕事が奪われるかもしれません。
新たに生まれた仕事・AIプロデューサー
現場で有用なAIシステムを設計できる人材です。
文系でも可能。
AIによるナビゲーションシステムが実用化され、AIによってそれまで出来なかった仕事も可能になりました。
変化にどう対応するのかという姿勢は、今も昔も変わりません。

「物価」
今・マクドナルドのハンバーガーは180円
10年前は120円でした。
値上げの理由は、原材料価格の高騰や人件費、物流費の上昇などに加えて、急激な円安の影響だといわれています。
吉野家・牛丼並み盛りは今468円
10年前は280円
290円均一の居酒屋や、500円のワンコインランチもあった時代でした。

東京ディズニーリゾートの入園料
今・10900円
10年前は6200円。
この値上げは少なくとも投資家には好感されたようで、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの時価総額は、10兆円を超えました。

消費税10%、10年前は5%
2023年の「今年の漢字」は10年前も「税」
5から8%に上がったのをキッカケにキャッシュレスが、浸透しました。

10年前はXXペイや、QRコードが普及する前でした。
スウェーデンでは現金を出すとイヤな顔をされます。ショップにはキャッシュレスでレジの処理スピードをあげたいという思いがあります。小銭のやりとりで間違いがあることを嫌うようです。

最低賃金
今の時給は1004円
10年前は764円。

平均給与 458万円、10年前は414万円
税金・社会保険料が増えたため手元に残るお金は減ってしまいました。

平均貯蓄 1168万円、10年前は1023万円。
日本の景気は 平均株価 約3万5000円。
10年前 約1万5000円。

円安により、1ドル約148円
10年前は1ドル約102円で、今より海外旅行に行きやすかった。
日本企業の利益が上がっています。円安で輸出産業が儲かっています。

平均株価は景気のバロメーターとも言われているから、これから景気が良くなるのではないかとも言われています。
物価よりも給与が上がれば、少し生活が楽になる。
今年は分岐点になるのではないでしょうか。

今・観光客が押し寄せ、日本中に約3000万人以上が訪れると予想されています。
10年前は今の約3分の1
中国人の「爆買い」はまだ・2015年頃。
世界で最も魅力的な国ランキングの1位。
10年前は20位以内に入ってなくて、全く注目されていませんでした。

円安以外の理由として、アジアが経済成長して、お金持ちが増えました。
アジアからは富裕層だけでなく、中間層の旅行者も増えたため。
また、訪日旅行の宣伝効果などが訪日外国人客数の増加要因となったほか、2010年10月末からの羽田空港の国際定期便就航も追い風となったようです。

東南アジアは、急速にデジタル化も進んでいる。

日本の平均年齢は47.9歳
東南アジアは、平均年齢20代という国が多い。
たくさんお金を使うのも20代。
世界経済の中心になりつつあるのは、東南アジア

タイから来た人が「日本の家電が安い」と買って行きます。
物価が安いとされてきたタイで購入したチェーン店のコーヒーは、日本で購入するよりも高いようです。
逆転現象になっています。

「北朝鮮」
今・ミサイル発射を繰り返しています
2022年59発、2023年25発

10年前はほとんど撃っていなかった
ミサイル技術もアップし、飛距離や精度も向上した。

「韓国」
今や友好ムード

10年前は関係最悪
悪化のきっかけは李首相の存在。
竹島に上陸したり、天皇への謝罪要求したり。
その後の大統領でも、あまり改善されなかった。
今の大統領になり、有効ムード

最高裁で日本企業への賠償判決
元徴用工の問題は解決しないのか。
日韓請求権協定で解決したことになっていた。
平行線のままになってました。
ユン大統領「韓国側の財団が代わりに払います」と言ってくれたが、謝罪がないからと、受け取りを拒否する元徴用工もいるようです。
大統領の支持率が下がると、方針も変わるかもしれない。

ロシア
色々な国から敵視されている

10年前
安倍晋三首相とプーチン大統領
日ロ有効ムード
「北方領土も解決するかも」とまで言われていました。

ロシア対ウクライナ

10年前
ロシアがクリミア半島を実効支配しました。
10年前には始まっていました。

これまでウクライナは善戦してきました。
これにはアメリカが莫大な支援をして来たからです。

今年、アメリカがお金を出せない状況になっています。
トランプ大統領が足を引っ張り、ウクライナの援助について、議会で承認されない見通し。
野党にいるトランプ・チルドレンの共和党が多数派のため否決。
ウクライナが、ロシアに対抗できない状態になってきました。

日本への大きな影響がありました。
日本は武器の輸出は原則禁止でしたが、アメリカの圧力で、武器を「防衛装備」とよび、軍事用レーダーを輸出。
2023年12月に殺傷能力のある完成品もアメリカに輸出可能となりました。
ウクライナ支援のため、アメリカのミサイルが不足しているのです。


池上彰さん解説の「インボイス制度」の記事はこちら(2023年11月10日)
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http://ameblo.jp/miyacar/entry-12827989394.html

では、明日。