◆月9「ONE DAY 聖夜のから騒ぎ」最終話 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。



一ノ瀬と柚杏は(変更前の)取引場所に着いた(一ノ瀬が、アネモネのアジトにガサ入れしたり、関与していないという芝居)。
一ノ瀬「誰もいないじゃないか」
柚杏「知ってたんじゃないんですか」
一ノ瀬「何をだ。私がアネモネと繋がっているとでもいうのか」
柚杏「違うんですか」
一ノ瀬「どうなっているんだ、警視庁の連中といい、蜜谷といい。やってることがめちゃくちゃだ」

蜜谷の前に紫陽たちが立ちはだかった。
「蜜谷、お前の負けだ」

査子キャスター「一連の事件に関わる、ある人物を追いました」
社長がスタジオに来て「歌番組のスタジオに戻しなさい」
折口が拒否した。
査子「独占スクープ映像をお届けできると思います」

シェフがメインディッシュとして、ゆでたまご、ナポリタンを作り、菊蔵がお客さんに配り出した。
お客さんが菊蔵に「ふざけるな。ビーフシチューを出してくれ」
次に、ウチエビでのエビフライが出された。
真礼が、葵亭にぶらっと現れた。
菊蔵「先代?」
真礼「テレビで、葵亭が大変だって聞いて・・・」
真礼は厨房を見て「ハンバーグとおにぎり、お弁当だな」
シェフに「時生、ビーフシチューどうした」

新山下B7倉庫では、ミズキが誠司に銃を向けている。
ロス・クルボのマルコスが「どういうことだ?」
取引場所に一ノ瀬が現れた。
一ノ瀬は「こいつは裏切り者だ。心配するな」
マルコス「それなら取引を続けよう」
そして一ノ瀬は「俺には関係ないからな」
誠司はミズキに「最初からお前のことをずっと監視していた。俺は騙し続けていた。しかしここでお前に打たれるわけには行かないんだ」
桔梗がカメラを引き連れ、取引現場に入り込み「スクープ映像です」
カレンも続いて入って来て、ミズキ確保。
誠司は桔梗に「遅かったな。死ぬとこだったぞ」
スタジオで見ていた折口は他局が放送していないことを見て「間に合った。大スクープだ」

誠司が蜜谷に電話連絡し、蜜谷が「ご苦労だった」と言って、紫陽に「勝呂寺からだ。たった今、取引現場を抑えたそうだ。終わったんだよ。アネモネもあんたも。俺1人をマークしていたお前たちの負けだ。おれたちをなめんなよ。せいせい首洗って待ってるんだな」

桔梗は視聴者に向かって「ミュージックフェスを楽しみにしていた皆さま、申し訳ありません。真実を伝えたいと強い信念があるからこそ、本気で取り組んできました。お届けしているのは、真実の一つです」
折口は社長に「スクープはとりました。歌番組に戻りますか」と尋ねた。
社長「この報道を止めたら、大変なことになります。続けてください。ミュージックフェスの出演者にはわたしからお伝えします」

蜜谷はカレンに「最後にお前がいて助かった。これでこの街に大量の麻薬が出回るのを防ぐことが出来た。榊原を撃ったのもミズキだ」
柚杏は一ノ瀬を見つけ「どうしてあなたはここに?」
一ノ瀬はしどろもどろ。
柚杏「監察官室で詳しくお話をお聞きします」

誠司はミズキに「どうして撃たなかった」
ミズキ「俺には無理でした。これまでの全てが嘘だとは思わなかった。俺だって救ってもらったことが何度もあった」
誠司「お前は命の恩人だ」
ミズキ「そのこと忘れませんか」
誠司「忘れるわけないだろ」
ミズキも逮捕された。
誠司「ちょっといいか?ミズキ。俺はずっと蜜谷に情報を流し続けていた」
ミズキ「そんな顔しないでください。一つだけよかったことがあります。もう誠司さんのこと、疑わないですむんですよね」
誠司「俺もこれでお前を俺も裏切らないで済む」
ミズキ「もしこの街に戻ってこれたら、また一緒にハンバーガー食いませんか」
誠司「それは無理だ。勝呂寺誠司はもういない」
ミズキ「そうでした」

事件が一件落着し、桔梗とカレンの2人が一瞬笑顔になった。

シェフから「今夜はメインディッシュにビーフシチューをお出しすることができず、申し訳ありませんでした。わたしの不注意で倒してしまいました。正直、その時は今夜の営業を諦めようとも思いました。今夜のお客様がお求めなのは、デミグラスソースのかかったビーフシチューだとわかっていたからです。しかし、私たちは店を開く決断をしました。
この葵亭にかかわるすべての方に、今日という1日がよき日になって欲しいと思いました。新しい葵亭の始まりです。誠にわがままなお願いになりますが、その船出を皆さんと共に迎えることができたら幸いです」
料理の解説を始めた「今夜のメインディッシュは弁当です。スタッフ全員の愛情が込められています。実は私は20年以上一番長く作りつづけたのがお弁当です」
さらにうんちくが続きそうだが、真礼が止めた。
シェフ「それではみなさん、召し上がってください。本日の料理は葵亭からのクリスマスプレゼントとさせていただきます」
細野「すでにお腹いっぱいの人はお弁当としてお持ち帰れます」

真礼は山田に「あなたは?」
山田「この店の1日を見守るものです」
真礼「じゃ、この犬は見てないですよね」
山田「はい」
真礼は納得して帰って行った。

葵亭の最後のお客さんがこう言って店を後にした。
「いいクリスマスでした。また、来年も楽しみにしています」
シェフ「終わった」
梅雨美「さあ片付けますか」

桔梗は誠司に「約束守ってくれてありがとう」
誠司「例を言うのはこっちの方だ」
桔梗はカメラに向かって「こちらが天樹勇太さんです。彼は逃亡犯なんかじゃない、一連の事件を解決に導いた立役者なのです」
桔梗がコメントを求めたら、誠司は照れて「もう、いいって」と歩いてしまった。
テレビでそれを見てシェフは梅雨美に向かって「ほらなっ。やっぱり犯人ではなかっただろ」
菊蔵「これで彼は今夜も(ここには来ない)・・・」
梅雨美「犯人じゃない。それだけで十分だよ。早く片付けて帰ろう」
査子「以上緊急ニュースを、立葵がお伝えしました」
5年前シェフは桔梗に「ここ横浜では自転車の移動が便利ですよ。しかも季節ごとに変わる横浜の景色を楽しめますよ」と言って、一緒に自転車屋に買いに行った話をした。
菊蔵「それで交際を?」
シェフ「いやいや、そこまででは・・・」
菊蔵・梅雨美・細野「やはり、ピュアラブ」
シェフ「なんだよそれ」
カレンが誠司に「この後あなたにも話を聞くことになります。ありがとうございました。あの時助けてくれて」
誠司「ああ」
蜜谷が誠司に「ご苦労さん。お前の警官としてのデータだ。潜入捜査官の任務を解く。天樹勇太。明日から晴れて巡査部長だ」
誠司「俺は警察には戻りません」
蜜谷「親父さんの意志を継ぐんじゃなかったのか」
誠司「そんな大それた人間ではなかったです」
誠司は時間を気にした。22時だった。
誠司「事情聴取は後でしっかり受けると、彼女に言ってください」
蜜谷「こっちはなんとかやっとく。行け。逃げんのは得意だろ」
誠司は頭を下げて約束の場所へ急いだ。

中継が終わり、横浜テレビには好意的な電話が鳴りやまなかった。
桔梗と国枝がスタジオに戻り、スタッフから拍手を浴びた。
国枝「大スクープだったな」
桔梗は国枝をねぎらった「クニさんお疲れ様」
折口「よくやってくれた」
桔梗がスタッフに向かって「皆さん、ありがとう。本当にありがとうございました」
社長「やってくれましたね。開局以来1番の反響です。困ったもんです。これで『日曜NEWS11』を辞めるわけには行かなくなりました。来年からもキャスターとしてお願いしたします」
桔梗は笑顔で「私は報道マンとしてやり尽くしました。今後は優秀な部下たちと、前途有望な立葵キャスターに道を譲ります」
社長「そうですか。私が何を言ってもあなたは止まらない。メリークリスマス」
黒種は、情報を教えてくれた柚杏にお礼の連絡をした。
折口がスタッフをおごると言ったが、査子は葵亭に帰ると言って桔梗に合図した。

山田「私はこの辺で」
細野「なんだか寂しくなりますね」
山田「今日1日ここにいて、私は大変感動しました。また必ず来ます」
査子が店に戻ってきて、桔梗を連れてきた。
桔梗「こんな遅くにご迷惑ですよね」
シェフ「いやいや、ちょうど今始まったところなんです」テーブルに案内した。
梅雨美がシャンパンを注いだ。
査子「早く(桔梗のテーブルに)行きなよ、クリスマスイブ終わっちゃうよ。
梅雨美「世話が焼けるんだから」
細野が勇気を出して「査子ちゃん、これ」
査子「えっ」
細野「誕生日おめでとう。それとメリークリスマス。マフラー。外で取材とか大変そうだから」
査子「細野くん、ありがとう」
シェフは桔梗に「昨晩寸胴を倒してしまいまして、散々な一日の始まりでした」
桔梗「私も散々な一日の始まりでした。5年続けていた番組が打ち切りになりまして」
シェフ「自転車は大丈夫ですか」
桔梗「最近ちょっと私も調子が」
シェフ「良かったらまた一緒に自転車屋さん行きませんか。もしよかったら、その後食事はどうでしょうか」
桔梗「喜んで」
シェフ「今日は散々な一日でしたが、すごくいい一日になりました」
周りのみんなも含め「乾杯」
菊蔵「不思議ですね。みんなが吸いこまれるようにやってきて」
最後に、天樹勇太が現れた。
梅雨美「ふざけんな。今さら。別に待ってなんかなかった」
勇太「ごめん」
梅雨美はすすり泣き「遅いよバカ」
しばらく抱き合った。

最後の最後に、フランが真礼に飛びついて来た。
もう24時になっていた。
すべてがハッピーエンドになった。

2024年、桔梗は横浜テレビの料理番組の司会。
シェフが隣で並んでいた。
うんちくが始まって、なかなか料理とはならなかった。
テレビを見ていた葵亭では、床を磨いていた新入りスタッフがいた。
「味がしょっぱいよ、見習いさん」
山田かと思ったら、振り向いたのは勇太だった。

---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ----
感動の最終回でした。

こんなに楽しく見てたのに、ネットでは『低視聴率・月9歴代最低を記録。世帯平均視聴率が5.3%』との文字。
これだけの豪華メンバーを揃えたのに、もう何があたるのか、全く予想なんてできませんね。
『101回目のプロポーズ』の頃の江口洋介さんは、武田鉄矢さんの弟役を演じて、高視聴率男と呼ばれていたのに。
なお、ネット記事によると、このドラマは広末涼子さんの出演が決まっていましたが、大河ドラマで忙しいはずに松本若菜さんに代わったと言われています。

残るこのドラマでの謎
・そもそも榊原の脇に誠司が倒れていたのも、ミズキの仕業だったのでしょうか?

・終盤社長の娘が電話してきたが、てっきりこの子が社長を説得するような役割を持っている「におわせ」かと思っていました。
あの電話のフレーズは意味があったのでしょうか。

・誠司は紫陽(遠藤憲一親分)のところに何しに行ったのでしょう。何かを頼んだように思えたのですが。

・なぜ変更になった取引場所が、どうやって桔梗や蜜谷に連絡が入ったのでしょう。
ミズキの監視が厳しく。誠司から知らせるのは無理があったように感じました。

・潜入捜査官の給与は、これまで誠司に届いていたのでしょうか?

前回の「One Day」の記事はこちら(2023年12月18日)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://ameblo.jp/miyacar/entry-12832983659.html

では、明日。