◆NHK大河ドラマ・鎌倉殿の13人 最終回 「報いの時」 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。

▼「がんばった1年に、ごほうびプレモル」
小栗旬さん、お疲れ様でした。



三浦と長沼は、陰で企んでいた。
「本気で上皇様と戦うつもりがあるのか」
「できればみんな戦いたくないのだ」

義時「このままでは朝敵ではないか」
のえ「いいではないですか」

大江は怒り「グズグズしているうちに、兵を出してしまいましょう」
義時「私が総大将になって兵をしきる」
政子「敵はあなたを狙っているのですよ。ここにいなさい」
三善が出てきて「今こそ必勝の策を献上ささせていただきます。一刻も早く行くべきです」

義時は、泰時を総大将に選んだ。
「山木攻めの時は24人だった。今回は18人」
義時は泰時の肩を叩きながら「鎌倉の命運、お前に託した」

のえ「普通は妻の耳には入れるものです」
義時「言ったら反対したであろう」
のえ「嘘、忘れていたんでしょ。悩んだ末に言わなかった物言いはやめて欲しいわ」

三浦は長沼に「俺たちも出陣する。木曽川の手前で、泰時の後ろから攻め込む」
泰時の兵は膨れ上がり、19万となった。
義時は文で「御簾の隅からご覧あれ」
上皇は震えだし「兵は何人だ?」
藤原秀康「1万あまりかと」

泰時は木曽川で、官軍を打ち破った。
さらに京へ向かって進撃した。

宇治川の前でにらみ合いとなった。
三浦が軍議に乗り込んできて「このようなところで足止めを食らっていたら、えらいことになるぞ!」と叱責。
「川なんて上流から行けばいい」
時房「無理に川を渡ろうとしたものが、次々と溺れております」
泰時が叫んだ「今すぐいかだをつくれ」
いかだで川を渡ったところ、朝廷軍は矢を放って来た。
泰時たちはひるまなかった。
岸の上で、チャンバラ合戦となった。

政子や実衣たちは読経。
三浦は長沼に「こりゃ勝つな。しかし上皇様が出て来たら、御家人たちがたじろぎ、流れが一変する。弟に行かせる」

平盛綱に、朝廷軍の矢が刺さった。
泰時が心配して近づいたら「お前は総大将だろ。俺に構わず行け」

戦況を聞いて、上皇は焦り出した、
藤原秀康と三浦弟が「上皇様御自ら先陣に」
藤原兼子が「聞いたことがありません」
上皇「私は武芸にも通じておるわ」
兼子が「後白河上皇が守りぬいたものが、この世から無くなってもよろしいのか」
上皇は少し考え「ここを出るわけには行かぬ」

政子は眠ってしまい、義時が起こした。
義時「太郎がやってくれました」
政子「あの子はそういう子です。おめでとうございます」
義時「しかし私は、これまでの歴史で初めて朝廷を裁くことになります」

上皇は、時房に「よう奸賊を倒してくれた。お前が頼りぞ。義時に伝えてくれ」と、刑を軽くしてもらうように話した。
時房からの文を見て義時は、泰時に指示した。
泰時「沙汰が届きました。隠岐へお移りいただくために、逆輿(さかごし)に乗っていただく。以上です」
それを聞いた上皇「嫌じゃ。呪ってやるわ」
文覚が来ていた。
上皇「生きておったのか」
文覚「隠岐はいいところだぞ」

鎌倉に、泰時や時房が戻ってきた。
義時が泰時に「浮かない顔だな」
泰時「上皇様の件は、あれで良かったのですか」
義時「これしかなかった。大悪人になったのは私だ。案ずるな」
時房「懐かしい人に会いましたよ」京都でりくに会った話を始めた。
りくが泰時に「あんた誰?」
泰時「泰時です」
時房「孫です」
りく「やめてちょうだい。時政様は?」
泰時「9年ほど前に亡くなりました。最後はきっと幸せだったと思います」
りく「あれでなぜか女の人が放っておけないの」
話を聞いていた義時は盃を落とし、倒れた。

政子はトウに「あなたにお願いかあるの。あの子たちに武芸を教えて欲しいの」
トウ「あの子たちは?」
政子「戦で親が亡くなった子なの。戦がなくなったらあなたも暇になるでしょ」

義時「ちょっとめまいがしただけだ」
のえが薬を用意していた。「薬草を煎じたもの。一息で、お願いします」
義時「これを飲みだしてから具合が悪くなった気がする」とこぼした。

京では、帝を復権させようという動きがある。
大江「災いの芽は摘むのみ」
義時「死んでもらうしかなかろう」
泰時「お待ちください。そのような世でない。断じて許されません。父上の出る幕はありません。新しい世を作るのは私です」

泰時は時房に「決まりを作るのです。父上が死に物狂いでやって来たことを無駄にしたくないのです」

運慶が縄で縛られた。
運慶が、顔の崩れた仏像を届けていた。
義時「散々待たされて、これはなんだ」
運慶「今のお前にうり二つよ。どの道お前は戻ることは無い」
義時「殺すことはない。連れて行け」
義時は、仏像を斬ろうとして倒れた。

医者「アサの毒ですな」
義時「毒を盛られたというのか」
医者「今度、毒消を届けましょう」

義時は毒を盛られた話を、のえにした。
義時「誰がもったか気にならんのか。お前だ」
のえ「あら面白い」
義時「お前しか思い当たらぬ」
のえ「あら、ばれちゃった」
義時「そんなに政村に家督を継がせたいか。跡継ぎは太郎と決めておる」
のえ「八重さんは頼朝様と戦った伊東の娘。比奈さんは北条が滅ぼした比企の出。そんな女子たちが産んだ子がどうして跡を継げるのですか」
義時「もっと早くお前の本性を見抜くべきだった」
のえ「私のことなど、少しも見ていなかったから、こんなことになるのよ」
義時「執権の威信に傷がつく。だから離縁はしない。二度と私の前に現れるな。出て行け」
のえ「もちろん、そうさせていただきます。息子を後継に出来ないのなら、ここにいる甲斐はございません。毒を手を入れてくれたのは誰が教えてあげるわ。三浦平六殿。頼りになるお方だわ」

政子は実衣に「これから、亡くなった方の菩提を弔うわ。あなたは本気で尼御台になろうとしていたの?」
実衣「全成殿の血筋を絶やしたくなかった。今思えば、どうかしてました。誰だって一生は人の上に立ちたいと思う時があるの」

義時は三浦を呼んで「まあ、一杯やってくれ。身体に効く薬を酒に混ぜた」
三浦「普通の酒にするよ」
義時「一口だけでも飲んでみろ」
三浦「いや、いい」
義時「また裏切るつもりだったらしいな」
三浦「そうか、耳に入ったか。勝ったのは俺のおかげ。そういうふうに考えていたら、どうだろう」
義時「飲め。他に飲めない訳でもあるのか」
三浦「ではいただくとしよう」
義時「俺が死んで、執権になろうと思ったか」
三浦「まあそんなところだ。お前は武士の頂点。俺といえば一介の御家人に過ぎん。お前にできたことが俺にできないわけがない。俺は全てにおいてお前に勝っている。いつかお前を超えてやる・・・。口の中がしびれて来やがった。これだけ聞けば満足か」
義時「よく打ち明けてくれた。これはただの酒だ。毒など入っておらん」
三浦「本当だ、しゃべれる。俺の負けだ」
義時「太郎を助けてやってくれ」
三浦「まだ俺を信じるのか。これから先も北条は三浦が支える」
義時「頼んだ」
三浦「いい機会だから、もう一つだけ教えやるよ。女子は皆、きのこが好きだと言った。あれは嘘だ。出まかせよ」
義時「早く言って欲しかった」
三浦「フッ」

泰時「これからは西国に目を光らせたい」
朝時に「父をよろしく」
平盛綱が生きていた。
朝時「死んだと思ったよ」
平盛綱「私はいつも誰も守られているのです」

トウが子どもたちに武芸を教え始めた。
実衣「動きに殺気がありすぎる」
トウ「だいぶ抑えたつもりなのですが」

義時「武士が守るべき定めを書き記そうと思う。後の御成敗式目になる」
初「真面目」

政子は仏像を見て、驚いた。
義時「運慶に言わせれば、あれは私だそうです。人には見せられない」
政子「たまに考えるの。この先の人は私たちのことをどう思うのか。あなたは上皇様を島流しにした大悪人。わたくしは身内を追いやって、尼将軍に上り詰めた稀代の悪女。私たちは頼朝様から鎌倉を受け継ぎ、次に繋いだ。どう思われようが、気にしない」
義時「姉上は大したお人だ」
政子「そう思わないとやって行けない。それにしても血が流れ過ぎました」
義時は一人一人の名前を挙げた。「これだけで13。そりゃ、顔も悪くなる」
政子「待って。頼家がなんで入っているの。私だって薄々わかっていた」
義時「頼家様は、上皇様と手を組んで鎌倉を潰そうとしておりました。私が善児に命じて討ち取りました」
政子「ありがとう、教えてくれて」
義時「今日はすこぶる体がきつい。薬を取ってくれますか。医者から痛い時に飲めと言われた薬です。私にはまだまだやることがある。京では帝をまつり上げる兆しがある。なんとはしなくては」
政子「まだ手を汚すつもりですか」
義時「この世の怒りと呪いを全て抱えて地獄へ持っていく。私が汚れ、北条泰時の名が輝く」
政子「そんなことしなくても、太郎は新しい鎌倉を作ってくれるわ。私たちは、長く生き過ぎたのかもしれない」
政子は、毒消しの薬を床に流した。
政子「さみしい思いはさせません。私もすぐにそちらに行きます」
義時が「私はまだ死ねん。まだ」
舐めようとしたら、政子が拭き取ってしまった。
政子「太郎は賢い子。頼朝様やあなたが出来なかったことをやってくれます。北条泰時を信じましょう」
義時「たしかにあれを見ていると、八重を思い出すことが」
「でもね、もっと似ている人がいます。あなたよ」
政子は涙を流した。
横になった義時「姉上、あれを太郎に」
小さな観音像だった。
政子「必ず渡します」
義時「うっ、うっ、うっ」
政子「ご苦労様でした。小四郎」
(多分)息を引き取った。
政子はすすり泣きした。

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オープニングで、家康(松本潤)がまさかの登場。
いい終わり方のように感じた。
泰時が、新しい世を作ることになり、みんなの期待を背負うことになる。
ダークな部分は義時が背負い、泰時はクリーンなまつりごとを行う。
政子が、トウに新しい任務を任せたのも、意外だった。

義時と政子の話の中で、悲劇の13人を挙げたが、政子は義時が手を下したメンバーになっている。
実朝や源仲章は、義時が手を下したわけではないのだが・・・。
「悲劇」という意味で言ったのなら、上総乃介は入れて欲しかったが、源頼朝没後に区切ったようだ。

義時は、のえの毒を毎日飲まされていて、じわじわと染み込んだようだった。
ネットでは、長澤まさみが義時を殺すなんて説もあったが、それは唐突すぎると感じていた。
最後は政子がダメを押した感じになっていた。
息子がみんな殺されたのだから。
義時の最期は「孤独」で無かったことが良かったように感じた。

孫の八幡は生き残ったようだったが、どうなったのか。


前回の「鎌倉殿の13人」の記事はこちら(2022年12月18日)
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http://ameblo.jp/miyacar/entry-12779543033.html

では、明日。