写真AC:acworksさん提供のフリー素材「アメリカンフットボール 赤x緑23」
第61話 死者のギャンブル
ラスベガスのカジノにカウボーイハットをかぶったハロルド・マッケインが、ルーレットで賭けていた。
借金取りのハッカーが現れたので、ハロルドは逃亡した。
ハロルドの叔父のビック・フレッドは、
フットボールチームのスタリオンのオーナーで、しばしばハロルドは金を工面してもらっている。
ビック・フレッドは朝のジョギングが日課。
ビック・フレッドはロールスロイスを購入。
ビックフレッドの妻ドロレスは、ハロルドをお気に入り
「無茶なことはやらないで」
この日ハロルドは、スタリオンズの負けに賭けていたが、チームは大逆転勝利。
ハッカーから催促の電話「返さないとバラバラにしてやる」
雑誌の「パイプ爆弾の作り方」を見て、車に仕掛けた。
テスト成功。
夜、ビック・フレッドのロールスロイスに爆弾を仕掛けた。
翌朝GMのバーディーから電話
「ビック・フレッドがまだ来ない」
ハロルドは近くを見に行った。
ジョギング中にひき逃げされた。
ドロレスが泣き叫んでいた。
フレッド邸に戻った。
既にコロンボがロールスロイス内にいた。
庭師フェルナンドのトラックが無くなったと言うが、離れた場所で見つかった。
フレッドをひいた車であった。
爆弾を外そうとバーディーは機会をうかがったが、チャンスが無かった。
GMバーディーが、事件のドキュメントを撮らせるために、テレビクルーを呼んでいた。
後から来た車が動けないからと、鍵を持っていたフェルナンドがエンジンをかけたら、ロールスロイスが爆発した。
パイプ爆弾が仕掛けられていた。
軍手が捨ててあったが、ドロレスが自ら捨てたものだと主張した。
葬儀も終わった。
新オーナー・ドロレスが誕生。
ハロルドは素人のドロレスに代わってチームを自分のものにしようとしていたが、ドロレスはそれを許さなかった。
コロンボは事故のビデオを繰り返し見て、ロールスロイスの販売所で、車の下に潜って爆弾をセットする真似をし、店員をびっくりさせた。
かかとで床も汚れた。
コロンボは、ハロルドに「ロールスロイスは車高が低く、爆発地点まで左利きなら届く」と説明した。
ブーツで地面に傷付いたことも付け加えた。
ハロルドは、シェ・ルイでデート
金策に困っている件を打ち明けた。
ドロレス「私は出さないよ。今回も私を利用して・・・。だから、あげない」
ハロルドは当てづっほうで「叔父の死について俺は少し知ってるんだよ。少し聞きたいか?」
下の駐車場に呼び出した。
ドロレス「ハロルド、あなた少し変よ。何が狙いなの?」
ハロルド「君はあの朝どこにいた?」
バーディーも電話したが不在だったことをヒントに、ハロルドは脅迫し始めた。
ドロレス「考えさせて」
ハロルドは家に着いた。
金をブーツに入れた。
ドロレスは、ガラスカッターを準備していた。
ハロルドからドロレスに電話
ドロレス「お金は用意してある。取りに来て」
「やったぜ」と叫んで運転した。
パトカーがハロルドの家。
ハロルドが死んでいた。
窓から入って猫用のミルク皿をひっくり返した跡があった。
ハロルドの目覚ましは夜の8時にセットされていた。
ドロレスの家で爆発ビデオを見せた。
ハロルドが 目をつぶって固まった。
爆発するのを知っているようだ。
ハロルドの荷物を預かったが、カウボーイハット帽子があり、ずっと前に置いて行ったようで、これもコロンボは預かった。
ドロレスは、ハロルドがシカゴに旅に出るお金が無いないからと、1000ドル渡しに行ったことになっている。
ドロレスは危険を察知したのか「警部さん、これ以上のお話は弁護士を通してもらいますよ」
コロンボはカジノに聞き込みをした。
ハロルドはあの夜に大勝ちしたから、ブーツの中に5000ドルの現金を入れていた。
翌日の夜のポーカーの参加手続きをしてから、理容室へ入った。
コロンボ「理容室で髪切ったの?これは大発見ですよ」
シカゴ行きはドロレスの作り話だと言うことになる。
コロンボはフットボールの会場へ来た。
弁護士のバーディーが楯ついたが、コロンボが全て解明済みだった。
車に露が付いていた。
ハロルドは徹夜でポーカーをしていた。
ドロレスの家にあった帽子はいつ置いていったか。
午前7時に散髪していて、帽子に髪の毛が残っていたことがわかった。
ドロレスは自宅でハロルドを殺害して、ハロルドの家に置いて、靴下を履かせた。
ガラスを切るなど、借金取りなどのマフィアの仕業にした。
ドロレス「動機は何よ。私にはないわ」
コロンボ「ビック・フレッド殺しで金を要求されたのでしょう。そのはず、トラックではねて、家へ戻って、知らせを聞いて泣き崩れた。ハロルドはあなたに先を越されたんです。あなたをハロルド・マッケイン殺害容疑で逮捕します」
ドロレスは「あの大バカ、無茶なことはやるなって言ったのに」一杯飲んで出て行った。
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容疑者が逮捕されて終わるのかと思って見ていたら、その容疑者の死体が映しだされて、あっと驚かされた。
その浮気相手があっさり殺しちゃう?
しかも、ビッグフレッドのひき逃げは動機が不鮮明なまま。
第62話
恋に落ちたコロンボ
パーティーで大金持ちの独身女性 ローレン・ステイトン(フェイ・ダナウェイ)はニコラス・フランコ・通称ニックが来るのを楽しみにしていた。
ニックが到着した際に、リサに電話した。
ニックがやって来た「君に夢中なんだ」
さんざんベタベタした後、ニックはポーカー現場に戻った。
ヴァレーのバーで、首に傷のあるイタリア女性のリサと会った。
ローレンは電気毛布と銃を準備した。
ニックがリサを連れて自宅へ戻った。
待ち伏せしていたローレンが射殺した。
始末はリサに任せて、ローレンはパーティーに戻った。
パーティー出席者には「アスピリン飲んだらスッキリしたわ」
少し休んでいた。
パーティーが終わり、ローレンはニックのマンションへ。
夜中の2時半、キーを忘れたと顔なじみの管理人・ラディックに連絡して開けてもらうことに。
まだ廊下にいた時に銃声が鳴り、ラディックとローレンはニックの死体を見つけた。
警察が到着
午前2時の物取りの犯行だと推定された。
コロンボとローレンが対面。
翌朝コロンボはローレンの邸宅に行き、報告書のためにと聞き取り、
パーティーの出席者にも聴取済み。
ローレンは公衆電話からリサに電話。
ブティックでコロンボが肩をたたいたので、ローレンはびっくりした。
ポーカー仲間に聞いたところ、昨晩はポーカーの開催日では無かったという。
ローレンはコロンボにネクタイをプレゼントした。
女子トイレでローレンはリサと待ち合わせた。
「ローマへ帰りなさい」
リサ「どうして?」
「コロンボという警部、敵の狙いが読めないんだけど」
コロンボを警戒していた。
電話は10日前から切られていた。
ニックの電話の請求書は私書箱に届くようになっていた。
美容室でコロンボは待っていた。
冷蔵庫の水受け皿にかなり水があった。
「メイドが帰った後に電気が切れたのでは?」とローレンは考えた。
ローレンは自分の服を選んで、コロンボに軽くキスをした。
コロンボ「どうしてニックの部屋が不在だとわかったんですか?」
ローレン「駐車場に車が無かったから」
死体の弾の方向から、通路から撃っていることもわかった。
ローレン「今夜いかが?」
電話会社から、リサ・フィオーレの名前が浮かんだ。
コロンボは部屋に入り、リサの写真を見た。
コロンボはローレンを訪ねた。
バイオリンケースを置いて帰った。
コロンボ「開けてみて、質問があるときは本部に電話してみてください」
花が入っていて、ローレンは感激した。
夜
ローレン「あなたの悩みは報告書、私の悩みはあなたよ。惹かれてしまったの」
またキスした。
コロンボ「誰が暖房を入れたか。誰かが室内に入って入れたはずなんですよ。寒がりの方で部屋のキーを持っていた人物です」
店のバーテンダーはニックのことを知っていた。
「フランコは大したゲス野郎です。おばさんは金目当て。若いのはカラダ目当て」
冷蔵庫のプラグはソケットが違い、元栓と一緒に切れ、氷が溶けたこともわかった。
コロンボ行きつけのレストランにローレンも誘い、ステーキを食べた。
コロンボ「ニックと付き合ってからどの位?」
ロレーン「3ヶ月」
コロンボ「ゴルフの会員権、生命保険、3ヶ月前に解約してあった。結婚の約束もしたんですか?」
ロレーン「結婚については、あなたが立ち入る問題ではないでしょう」怒って帰ってしまった。
コロンボは、容疑者を勾留したと言うことでローレンを警察に呼び出した。
マジックミラーの向こうで、リサに対して警官が追及していた。
電話の回数が12回、請求書は私書箱に送らせていた。
ロレーンは見ていて、涙を流した。
リサの写真とロレーンの写真には、年代物の共通の椅子が映っていた。
ロレーン「自供なしで解決できますか?」
コロンボ「いいえ?」
ロレーン「私の名誉を傷つけずに事件を解決できます?あの子を釈放して」
コロンボは言うことを聞き、釈放した。
ロレーンは自供した。
不詳の男性容疑者が共犯だと言うことになった。
ロレーン「電気を切ったのは私、この女性は私の娘。ローマでニックと知り合って、金持ちの母親を誘惑するので、ロスに来た。母親に言うなと、カミソリでリサの首に怪我させたの」
コロンボは手錠をかけた。
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2人が親子だったとは、すごい展開だった。
コロンボが共犯者であるリサを不問にした。
リサに精神的ダメージもあったため。
意外な「大岡さばき」だった。
前回の「刑事コロンボ」の記事はこちら(2021年7月11日)
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http://ameblo.jp/miyacar/entry-12685353720.html
では、明日。