◆林修の今でしょ講座「筒美京平・ベスト20」 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

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いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
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▼写真AC からのRyo.fさん提供のフリー素材


筒美京平さんは、日本一ヒット曲を生んだ作曲家であり、CM曲や未発表曲を含めると2800曲以上作った。
作曲家シングル総売上は7560万枚・オリコンベスト10入りは200曲以上。
爆笑問題・田中がランキング付け(この頃太田光は裁判で忙しかったのか?)
多くの筒美京平作品を編曲した音楽プロデューサー・武部聡志さんが解説した。
なかなかメディアに姿を現さなかったため、テレビ局でも写真が少ない。

20位
早見優:夏色のナンシー
ハワイをイメージさせる名曲
アイドルソングにいち早くシンセサイザーを導入
常にアンテナを張っていて新しいものを取り入れていた

19位
麻丘めぐみ:わたしの彼は左きき
歌詞と歌詞の間を音で埋め尽くす飽きさせないメロディ
「小さく投げキッス XX」「わたしのわたしの彼は XX」楽器の分まで歌える
歌手の声が活きるメロディーや音域を常に考えていた

18位
沖田浩之:E気持ち
竹の子族から出て来て金八先生のドラマで不良役でデビュー
不良のイメージを覆し、ポップな曲で大ヒット
ファンの盛り上がりまで計算されたイントロ

17位
C-C-B:ロマンチックが止まらない
声フェチの筒美京平がドラムをいきなりボーカルに抜擢して大ヒット
電子音に負けない声=ドラマーの高い声

16位
郷ひろみ:よろしく哀愁
無駄な音が1つもない・完璧なメロディー
(新・御三家)ライバルの曲を書くことに抵抗はない?
ちょっと遠慮するのが普通
筒美は、いろいろなタイプの曲を書き分けてアーチストにあった曲を作る人

15位
いしだあゆみ:ブルーライトヨコハマ
横浜を舞台にした曲
前日に1コーラス分の歌詞をもらい一晩で書き上げた
筒美は、締め切りには絶対に間に合わせる人

14位
斉藤由貴:卒業
武部聡志が一番影響を受けた曲
サビへの導入がうまくいなかったから、レコーディングの日に筒美京平の指示で「ああ」を入れたらすんなり
インパクトのあるイントロ
デモテープをもらった瞬間、曲がほとんど完成していた
若いアレンジャーとしてはどこを変えていいかわからなかった
武部聡志は学校のチャイムや鳥のさえずりを入れ、卒業式の朝を表現した

13位
岩崎宏美:ロマンス
「席を立たないで」というメロディは、当時譜面を読めなかった岩崎宏美がアドリブで歌った
それでもそれが採用されたのは、アーチストが歌いやすいことを一番に考えていたから

12位
松本伊代:センチメンタルジャーニー
声の低さと音域の狭さを逆に利用したメロディー
アーチストの声に合う曲を作った

11位
近藤真彦:スニーカーぶるーす
「やんちゃ」なイメージを大切にして生まれた

10位
小泉今日子:なんてったってアイドル
作詞は秋元康で詞が先に生まれた曲
歌詞からのインスパイアで曲を作らせたらNo.1
各時代の優秀な作詞家と組んでヒット曲を連発した

9位
少年隊:仮面舞踏会
グループで歌うことを緻密に計算され尽くした曲
Bメロもサビもあり一人では歌えない
クロスすることでスピード感が生まれる
「XTC」の大サビはジャーニー喜多川さんからの注文で追加された

8位
ノッコ:人魚
コメ不足で荒れていた日本中を優しいメロディーで包んでくれた
今をときめくLISAもカバー
プロも歌いたくなるメロディ

7位
南沙織:17歳
洋楽からインスパイアされて新しい音楽を生み出す
南沙織が「この曲しか歌ったことがない」と言う、洋楽リン・アンダーソンの「ローズ・ガーデン」にインスパイアされて作った曲
イメージを膨らませて新しい曲を生み出した

6位
ジュディ・オング:魅せられて
国内にいながら海外にいる気分にさせてくれる
エーゲ海の雄大さを表すため「エイジアン」
裏声だと「風」のイメージが出るから裏声で、と指導
9週連続オリコン1位を獲得
筒美京平最大のセールスを記録した

5位
TOKIO:アンビシャス・ジャパン
今も新幹線の発車メロディ
5年代(60、70、80、90、2000年代)オリコン1位獲得

4位
田原俊彦:抱きしめてトゥナイト
田原自身、やや低迷から復活した

3位
太田裕美:木綿のハンカチーフ
「詞が長くて曲がつけられない」と諦めかけた曲が一晩で出来上がった
失恋の歌なのに悲しくない
歌謡曲としては異例で歌詞が4番まである

2位
堺正章:さらば恋人
誰もが好きになる秘密「上を向いて歩こう」と同じ手法を使っていた
作曲家・中村八大へのリスペクト
懐かしさや郷愁を感じるペンタトニックという音階
ファとシの音を使っていないメロディ
(通常童謡や演歌でしか使われなかった「ヨナ抜き音階」ともいい、中村泰示がちあきなおみに作った「喝采」もファとシを使っていない)

1位
尾崎紀世彦:また逢う日まで
3度目の正直で大ヒット
エアコンのCMソングはお蔵入り
ズーニーブーが歌ってヒットしなかったのを、阿久悠に詞を書き直してもらった


筒美京平さんとは直接は関係ないが、僕が裏話を聞いてみたい昔の曲
フォーク・クルセダーズ:帰ってきたヨッパライ
皆川おさむ:黒猫のタンゴ
左卜全:老人と子どものポルカ
なぜこの人が歌ったのか?誰か仕掛け人がいるのか?ヒットしたきっかけは?


NHK「筒美京平からの贈り物」の記事はこちら(2020年12月12日)
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http://ameblo.jp/miyacar/entry-12642516274.html

では、明日。