▼ つばきさんによる写真ACからの写真
前編
東京中央銀行融資課長の半沢直樹。
マキノ精機の製造現場を見せてもらった。
手作業で人件費も膨大。
半沢「作業の自動化が融資の条件だとしたら?」
牧野「他の銀行を探すまでです。これは私のポリシーだ。これだけは譲れません」と力強く言った。
「そのポリシー大切になさってください。最善を尽くします」
3000万の融資をして、マキノ精機は立ち直ったが、会議ではちっぽけだと言われた。
大阪西支店は、あと5億の融資を獲得すれば、最有力店として表彰されるところまで来ていた。
西大阪スチールを訪問したが、東田社長は名刺をすぐに破いた。
戻って半沢は、融資は見直すべきだと進言した。
浅野支店長「私が検討して問題ないと判断しました」
3日後、融資は満額5億円が本部で認可された。
浅野支店長はこれで重役ポストが確約された。
大和田常務の後ろ盾もあって、これまで順調に進んで来た。
同期の渡真利「出向って聞こえはいいが、片道切符の流しだよ。二度と銀行には戻って来られない。お互い気をつけよう」
西大阪スチールの提出した決算書には嘘の記載があり、実際は倒産寸前の状態であった。
西大阪スチールは多額の不渡りを出し、あっけないほど簡単に倒産した。
半沢は江島副支店長から責められた。
「突っ立ってないで、支店長に土下座の一つでもしたまえ」
半沢「話が違います。あの時すべての・・・」
浅野「もういい。今は責任のなすり合いをしている時ではありません」
「私の土下座で満足していただけるのなら、いくらでもします。ですが今は一刻も早く事態の真相を突き止め、5億を回収することが先決だと思います」
浅野「なんとしても5億回収してください」
半沢の父(笑福亭鶴瓶)は町工場の社長で、銀行から融資を断られて倒産させられた。
そのために銀行に復讐したいと思っていた。
東田に隠し財産があるのかどうか、確かめようにも東田は雲隠れしている。
渡真利「ちゃんと探したのかよ、本気で。半沢、探偵を雇ってでも調べろよ」
浅野は、融資課長である半沢の力不足により、通常であれば当然見破ることのできた粉飾を見つけられなかったことにある、としている。
大和田常務にもそう言って根回ししている。
半沢は支店長を待ち伏せして「私はトカゲのしっぽでしょうか?」
浅野「半沢くん、ここはみんなのために耐えてくれ」
半沢「私が全責任を持つ、とあの時あなたはそうおっしゃったはずだ。あなたの言葉は信用できません」
キレた「だったら、どうしろと言うんだね。さっきから偉そうなことを言っているが、しょせん君は粉飾を見破れなかったじゃないか。それは紛れもなく融資課長としての君の責任だろ。5億もの損失を出しておいて、上司に歯向かうとは。迷惑をこうむっているのは私の方だ」
半沢「わかりました。5億を取り戻せばいいんですね。もし取り戻すことができたら今回の件、土下座して詫びてもらいます」
浅野「そんなことができるものならばな」
半沢は西大阪スチールに被害を受け、連鎖倒産した竹下金属を訪れた。
竹下社長(赤井英和)は自殺するところだった。
半沢「竹下社長、力を合わせて東田の行方を探しませんか」
竹下「アホンダラ。銀行も東田も同類やないか」
半沢「私は必ずあの男を探し出し、あなたや私が味わった以上の痛みを味わせてやる。人の善意は信じますが、やられたらやり返す、倍返しだ」
国税局査察部の黒崎(片岡愛之助)「査察なの。よろしくね」
西大阪スチールを調べていた。
半沢は東田の居所がわかった。
グルフクラブで殴りかかって来たが、剣道歴で優位に立った。
しかし、美樹が不意に出て来たため、半沢は逃げられた。
半沢は聞き取り調査にて「私は必ず5億を回収する、邪魔しないでいただきたい」
竹下から電話「わしも東田ギャフンと言わしたいんや。銀行は信用しないが、あんなのことは信じるわ」
竹下は、マキノ精機社長と知り合いなので、半沢への信頼度が高まっていた。
半沢「東田は、わざとつぶすことで利益を得ようと考えていたんです」
竹下「東田見つけ出して、金回収しようや」
東田は、東アジアリゾートに5000万振り込んでいた。
淡路鋼材を訪ね、板橋社長も協力してくれることになった。
国税も東田の巨額の脱税を調べている。
聞き取り調査の結果、半沢を出向させるべきだと小木曽が判断したが、大和田常務が止めた。
板橋に書類を見せたら、突然バイクが来て盗まれた。
板橋は書類をすべて燃やしていた。
板橋は裏で東田とつながっていた。
半沢は気付いて、偽物の書類を渡していた。
ハワイのオアフ島の5000万を差し押さえたが、後から国税に持っていかれた。
東田は別の場所に移っていた。
東田は愛人・美樹と暮らしていた。
あさって裁量臨店という調査が行われる。
小木曽が検査対象にした企業はすべて業績悪化の企業。
灰田が尋ねるが、書類が足りない。
「こんな低レベルの融資担当みたことことありませんよ」
机をたたき調子に乗る小木曽。
半沢の部下は、提出書類が抜かれていたことを気にしていた。
若手・中西は知っていた。
半沢たちの反撃開始。
「あんたたちこそ、どういう管理をしているんだ」
「やましいものはないからカバンを開けましょう」
渡真利が味方になってくれた。
小木曽の鞄から、抜いた書類は出てきた。
「説明してもらおうじゃないか」
中西への口止めをしていたのだった。
中西は録音していたのが、証拠になった。
裁量臨店を乗り切った半沢に、竹下から東田の居所がわかったと連絡。
写真を送ってもらったら、浅野も一緒に映っていた。
2人は中学時代からの同級生だった。
「浅野はバンカーとしてやってはならないことをした」
浅野の携帯に写真をメールして、浅野は真っ青になった。
東田は法律事務所の名刺を出し「自己破産させてもらったよ。俺は法に守られているんだよ」
車にあった販促品から、ニューヨークハーバード信託に隠し資産があることがわかった。
融資課の部下に協力してもらった。
浅野は、関西シテイ銀行にちょくちょく顔を出していた。
通帳は、本の中に隠してあった。
藤沢美樹から5000万振り込まれていた。
浅野も焦って、半沢の出向の手続きをしていた。
街中で美樹をゆすった。
ネイルサロンの出店は国税局からもチェックが入っていた。
半沢は美樹に創業支援融資を勧めた。
「俺と銀行を利用してみろよ」
美樹は「あんたほんまにアホやなあ」と言ってから泣き始めた。「わかった。あんたを利用させてもらうわ」
半沢「あとは人事を尽くして天命を待つ」
美樹が国税に行ったとの情報。
「明日、マニラの零細企業に出向してもらう内示が出る」
浅野と東田は祝杯をあげていた。
妻の花に父親の自殺の件を初めて話した。
「復讐するため?」
半沢「親父を殺したのも銀行だったが、うちの工場を救ってくれたのも銀行だったんだ。小さな信用金庫が、俺とお袋を助けてくれた。あの明かりの一つ一つに人が暮らしている。俺はそういう人達の力になりたい」
花「話してくれてありがとう」
国税が東田の隠れ家にガサ入れを始めた。
東田はすべてを美樹に渡した。
国税に渡した。
浅野から定例会議の際、出向の内示が出たことを言い渡され、半沢は「直前まで銀行員としての業務を果たすまでです」
浅野「君は支店全体の信用を傷つけたのだよ」
半沢「信用を傷つけたのは、あなたではありませんか」
部下「このままでいいんですか?」
半沢にバイク便が届いた。
美樹からのニューヨークの通帳だった。
これだけは国税に渡していなかった。
国税に告発させて東田が美樹に通帳を預ける、というシナリオ通りだった。
浅野に通帳のコピーを送って驚かせた。
クラブで東田と美樹がいて、半沢と竹下も隣の席に来た。
「今日はお前の破産記念日だ。ニューヨークなんとか信託の口座は差し押さえた」
「美樹ぃー」
「金さえあればなんでもできると思ったら大間違いだ。お前には誰もついてこない、お前は社長の器ではない」
東田がミジメに泣き叫んだ。
竹下「次は浅野やな、半沢はん」
翌日、支店長に呼ばれた。
「ケリをつけてくる」
浅野「この通りだ、ゆるしてくれ」
半沢「あなたを許すつも日はない。刑事告発する」
支店長の奥さんが急に入ってきた。
「いつも主人がお世話になっております。主人をよろしくお願いします。どうかお願いします」
浅野「どうか告発だけは勘弁してください」
「一生悔やんで生きろ」
浅野は泣き叫んだ。
半沢は支店長室に戻り、浅野に提案した。
「俺を営業第二部で異動させろ、次長ポストでな。課の連中は希望のポストにつけろ。そしたら見逃してやる。最後に、約束守ってもらおうか。土下座してくれるんだったよな」
半沢からの報告を聞いた竹下「正義はたまには勝つ」
「リーダース2」の記事はこちら(2017年4月22日)
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http://ameblo.jp/miyacar/entry-12266026112.html
では、明日。