◆ヒッチコック監督の「マーニー」 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

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いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。

skimoさんによる写真ACからの写真


1964年アメリカ作品

ストラット社の社長が9967ドル盗難されたと言っている。
マリオン・ボランドという、勤めて4ヶ月の従業員が持ち逃げした。
ラトランド(ショーン・コネリー)もストラット社に来ていた。
見た目は上品で気が利いている女性だと聞いた。

マリオン・ボランドはホテルにチェックインした。
マーガレット・エドガーという名前でチェックインして、金髪に染め、スーツケースをロッカーに入れ、鍵は排水溝に捨てた。
やがて、乗馬を始めた。
マーニー(ティッピ・ヘドレン)がいくつもの名前を使い分けていた。

マーニーは海の近くの実家に着いた。
グラジオラスを菊の花に取り替えた。
マーニーは、高価なミンクのマフラーをプレゼントした。
母親はジェシーの子守をしていて、コットン親子と一緒に暮らすと言う。
「子どもにやきもち焼かないで」
喧嘩になり、ナッツをこぼした。
2階でうなされるように眠った

次に帳簿係の募集記事を見て、ラドランド社に来た。
テイラーと名乗り、夫に先立たれたと言っている。
保証人はなし。
会社にはリルと言う社長の義理の妹が来ていた。
マーニーは赤インクを袖にこぼし、大慌てでトイレに駆け込んだ。
金庫の番号が5つの数字の組み合わせだと知った。

マーニーは土曜日に出社することになった。
社長と2人きりで、タイプの仕事を始めたが、雷に怯えた。
マークは、建物には避雷針があるから大丈夫だと言ったが、枝が折れて窓を破って建物に入って来た。
「もう終わったよ。仕事どころではない、家まで送るよ」

アトランティックシティー競馬場でデート。
マーニーを知る人が「ニコルソン?」とマーニーに話しかけて来た。
「人違いですわ」と答えた。
テレパシーという馬を見にパドックに下り、赤の水玉を見て反応した。
マークから「父に紹介する」と言われ、邸宅に連れてこられた。
家の馬を見せた。

金曜日の仕事終わりにマーニーはトイレに隠れた。
しばらくすると、オフィスは空っぽになった。
金庫を開け札束をバッグに入れた。

掃除のおばちゃんに気づかれないように、音を立てないように靴を脱いで階段を下りた。
靴を落としたのに、おばちゃんは気づかなかった。

乗馬していたら、マイクが現れた。
ストラット会計事務所で見かけたことがあることを伝えたら、マーニーは顔色を変えた。
「衝動なのか病気なのか」
レストランに連れてきた。
「逃すと、犯罪に加担したことになる。金庫の金は戻したから、明日から出社するように」と大甘な処分となった。

マークは結婚を申し込んだ。
「選択肢は2つ、僕か警察か」
ごく内輪の結婚式が開かれた。
銀行が来ていて、心配をリルに話した。
最近の浪費が7万ドル
リルは、マークの「ストラットに弁償」というメモを見つけた。

マークは『女性犯罪者と性的異常』と言う本を読んでいた。
マーニー「ダメなの、今度触ったら死ぬわ。男に触られるのが不快なの」
マーニー「男ったら、拒絶されると病気扱い」と言って部屋にこもった。
マークは部屋に押し入った。
マニーのガウンを下ろし、無理矢理キスした。
翌朝起きたらマーニーはいなかった。
プールに浮かんでいるマーニーをマークが助けた。「海なら死ねたのに」
マーニー「魚の餌には貼りたくなかった」

1万ドル返したことを、リルに聞かれていた。

マークはフォリオを連れてきた。
喜んだマーニーは一回りし始めた。
リルがマークに「相談があるなら言って」
マーニーが出かけている間、探偵にボルチモアの母親・バーニス・エドガーのことを調べさせていた。

またマーニーがうなされた。
よその知らない人たちが母親に乱暴している。
「精神分析の真似?」

ある日自宅で晩餐会。
リルが、ストラットを招待していた。
ストラットの反応「以前お会いしたかと」
部屋にもどって「ストラットが訴えてくる」
マーク「彼の口を封じないと」

狩猟に出かけたものの、マーニーは赤い色を見て逃げ出した。
それを見て、リルが追いかけた。
ジャンプに失敗してフォリオがつまづいて足を折った。
苦しむフォリオをピストルで撃った。
家にはストラットが来ていた。
マーニーはピストルを持っていた。
そのまま会社に来て、金庫を開けたが、現金に手がでなかった。
マークが来ていた。「家に帰ろうか」ピストルを預かった。

マーク「母親に会おう」
「母親に喋ったら殺すわよ」
2人は雨の中、マーニーの実家に着いた。
マーク「彼女を呪縛から解いてやる」
かつて母親は、売春婦をしていて客を殺した。
マークはマーニーに「思い出して話してごらん」
子どもの頃の記憶が蘇った。
大尉のお客が来て、寝ていたマーニーは起こされて、部屋を移された。
大尉がマーニーにキスしようとした。
母親は大尉に倒されて足を折った。
マーニーが金棒でぶったので、大尉は亡くなった。
赤い色を怖がったのはそのせいだった。

母親「更生のために生活を変えた。警察に自首して正当防衛で済んだ。元々は、ビリーって言う少年がいた。セーターが欲しかったので、体を許した。セーターとマニーが残った」

マーク「さあ元気を出して」
マーニー「マーク、これからどうしたらいい?」
マーク「してきたことの精算をしなくちゃ。僕から皆に謝ってみる、行こう」
マーニー「マーク、刑務所は嫌だわ。あなたのそばがいい」
マーク「本当かい?」

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ヒッチコック監督自身も子どもの頃に怖い体験をしたと言われているので、重なっている点もあるのではないだろうか。
着地点がまったく読めなかった物語。
ヒッチコックとショーン・コネリーという組み合わせがあったとは、これをみるまで知らなかった。
マーニーがピストルを手にした時点で、嫌な予感はしたのだが、予感が当たらず良かった。
マークとマーニーには、しばらく謝罪の日々が続くだろう。
しかし、2人の絆が固まったので、乗り切れるだろう。

翌週はヒッチコック作品は放送されない。


前回の「ハリーの災難」の記事はこちら(2020年7月8日)
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では、明日。