◆路 ルウ ~台湾エクスプレス~ 最終回 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。

▼読売新聞より(メガネのパリーミキの広告)


春香は台湾高鉄に駆けつけた。
ちょうど王は会社を出るところだった。
「前の会社に戻ろうと思っている」
春香「運行管理は王さんの専門じゃないですか」
王「あとは台湾新幹線は託した。台湾の誇りになる新幹線を作って欲しい」

燕巣
走行試験には時間がかかっていた。

陳威志は見習い整備士になっていて、春香に挨拶した。
「あのパレードの日に、俺も関わりたいと思ったんです」

台湾新幹線の改行延期について日本の新聞が報道し、安西がソース元として疑われた。
バルトは「銀行が援助を見送ったら、資金繰りがショートしてしまう」

池上も台湾に遊びに来た。
春香は食堂に連れてきた「ここね、すごく美味しいの」
池上「婚約指輪、してないんだな」
「仕事中はね」
池上「開業が延びる、結婚も延びる、何も相談なし」
ちょっとした言い合いになり、店のおばちゃんが慌ててやって来て「喧嘩するなら、外に出て!」

安西はオフィスの引き出しからユキの名刺を取り出した。
仕事のし過ぎで寝てない安西に山尾が「安西はしばらく休め。これは業務命令だ」
安西はポツンと、営業前のクリスタルの前。

ケビン「お姉さん、店辞めた」
安西「本当に(君は)弟なのか?」
ケビン「お姉さん、安西さんのこと心配しています。会いたいですか?」
車に乗せられて、小さな港町に着いた。
車を降りて歩くと、ユキはすっぴんで魚をさばいていた。
安西を見かけ驚いた様子。
ユキ「安西さん、何で?」
安西「なぜ店辞めたんだ?俺のせいか?」
ユキは否定しなかった。
「すまなかった」安西は頭を下げた。
ユキは、帰る安西を後ろから抱きしめた。

新幹線の開業が1年ずれ込むことが、テレビのニュースになった。

葉山勝一郎は、中野とお茶するところに春香を呼び出した。
突然お腹が苦しくなって、救急車。
中野の勤務する病院のベッド。
中野「すい臓がん」
勝一郎「悪いか?」
中野「末期だな。俺が、お前の最期を見届けてやる。ここで死ね、お前が生まれた台湾で」
勝一郎「ああ。ああ」

高雄県
陳威志が着いたら、美青は出かけるところ。
美青は昼間は仕事、夜は大学。
休みのたびに来ている陳に美青は「何でいつも来るの?」
陳は照れて「辰辰が可愛いからだよ」

台北市
勝一郎の病院に見舞いに来ていた春香
「私、お乗せしますから」

台湾高鉄司令所
開業は12月と、さらに遅れたと伝える新聞報道。
フランス人の運転士ばかりで、中国語のコミュニケーションも不足している。

王の食事中にバルトが現れた。
王は、台湾高鉄に復帰した。
1ヶ月の無事故試運転を実施することを発表した。
「鉄道マン・スピリットを見せようぜ」と仲間を鼓舞した。

無事故運転が1ヶ月続くのか?
緊張の続く毎日。
無事故が続いた最後の日、山尾はバルトを最終便に誘い、同乗した。
春香たちも、王のいる司令所に顔を出した。
最終便の105号に何かぶつかった?
バードストライクだった、異常なし。
左営駅に到着。
司令所は拍手と歓声が上がった。

山尾「やった」
バルト「言っただろ、台湾オリジナルは最強だ」
山尾「今日は、そう言うことにしておきましょう」
105号に安西も乗っていた。
バルトと安西は、固い握手をした。

新幹線は暫定開業をした。
名古屋に春香は顔を出した。
池上も遅れて喫茶店に来て「改めて、開業おめでとう」
指輪を返却し「ごめんなさい」
池上「台湾の彼か?」
春香「それは違うよ」
池上「俺はいつもどこかで本音を隠してた。本当は台湾に行って欲しくなかったあの時、もっと自分の本音をぶつけられたら、今とは違う展開になっていたのかもしれないな」
池上はこの展開も想定していたのかもしれない。
池上「いつか乗せてもらうよ。春香の作った台湾の新幹線」

2007年台北
山尾と春香が事務所。
「開業まで7年かかったな。後悔は?」
「してません」
東京本社への勤務の辞令を見せた。
春香「私は台湾に残りたいです。台湾に来て台湾の人や台湾の人たちに救われました。この台湾で暮らしていきたいんです」
山尾「まあ、お前らしいな」

春香は勝一郎の車椅子を押して、新幹線の改札口。
「ついにこの日が来たんだな」
2人の目の前にエリックが現れた。
勝一郎「私はいいから行きなさい」
春香に(連番の)切符を渡して行った。
エリック「春香の作った新幹線に乗りたくて」
切符を渡し、エリックは抱きしめた。

勝一郎は奥さんの写真を出し、外を見せた。

陳威志は車内でプロポーズ
「美青、結婚してくれ」
車内で照れながらも「OK」

春香は台湾に残り、台湾に来る日本企業の手伝いをする。
「台湾が好きで離れられなくなったの」
エリック「また離れ離れだな」
春香「私たちは運命」2人は手を繋いだ。

車内では拍手が起こった。
時速300キロに到達したと、車内にテロップが出た。

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台湾新幹線開業までのウラ話も混じって、勉強になった。
台湾の関係者は、日本の新幹線をそのまま使うことに抵抗感があり、「台湾オリジナル」を出したいとしていた。
日本側は、改めて開発している時間は無いとして、平行線。
遅れも生じたが、無事に開業にこぎつけて良かった。

台湾の人々の温かさは評判になっていて、永住したくなるのも理解できる。
僕の父も過去に何度か台湾に行っていて、台湾の人の良さを聞かされたものだった。


前回の「路」記事はこちら(2020年6月8日)
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http://ameblo.jp/miyacar/entry-12602092602.html

では、明日。