◆ギャング映画の傑作『アンタッチャブル』 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。

新型コロナウィルスの感染拡大のための外出自粛で、テレビやビデオを見る機会が増えました。
偶数日は外食記事でなく、備忘録であることをご了承ください。

1987年アメリカ、ブライアン・デ・パルマ監督作品
ケビンコスナー、アンディ・ガルシア、ロバート・デニーロ、ショーン・コネリー


1930年シカゴは暗黒街の帝王・アルカポネの時代。
禁酒法の中、密造酒製造・販売などの犯罪組織を運営していた。
「庶民は酒を欲しがっている。需要を満たしているだけだ」
アルカポネの系列店から酒を買うのを拒否した店は、報復の暴力にあっている。
この日も10歳の少女が巻き添えにあった。

エリオット・ネス財務省特別捜査官が、暴力行為を取り締まることになった。
当初マスコミの反応は冷ややかだった。
酒問屋にトレーラーで宣戦布告。
斧で木箱を開けて、瓶と思って引っ張り出したのは傘だった。

ゴミ捨てを注意してきたマローン(ショーン・コネリー)と知り合った。
ラシーン通りのマローンの家を訪ねて、チームの一員になるように声をかけた。
「危険すぎる仕事だよ、これは」

経理畑のウォレス(チャールズ・マーティン・スミス)が派遣された。
アルカポネは1926年以来、申告書を出していない。
所得税を払っていないことを指摘したが、当初エリオットは相手にしていなかった。

マローンが仲間になってくれることになった。
「とことんやると腹をくくるんだ」
酒問屋の件は、警察内部に内通者がいた。
「腐りきった連中が許せない」

ストーン(アンディ・ガルシア)をスカウトし、4人チームになった。
マローンが誘って「ガサ入れに行く」
郵便局の地下室だった。
見事に的中、初めてのお手柄。

責任者はカポネに公開処刑された。
オシエア議員がエリオットを訪ねて買収してきたが、エリオットは追い返した。
エリオットの家の前に、殺し屋・ニテイ(ビリー・ドラゴ)が待っていた。
この日は何も無かったが、妻と娘を実家に送り出し、覚悟を決めた。

カポネを所得税法違反で検挙することにした。

国境沿いで取り引きがある情報を得た。
馬で待ち伏せして、カナダの騎兵隊と挟み撃ち。

小屋に逃げ込んだ白いコートの男に、銃を捨てろと言ったのに構えてきたので、射殺した。
動揺したエリオットに、マローンが「職務を果たしたまでだ」
ジョージを捕まえた。

「安全なところに連れて行く」
ウォレスは、仕事が板についてきた。
貨物用のエレベーターでウォレスとジョージは二ティに射殺された。
「タッチャブル」
手出しは出来るぞと、カポネからの警告が血で書かれていた。

マローンは、警官のジミーから「しばらく街へでろ」と警告された。

エリオットは、仲間が殺されたショックから、ロキシントンホテルでカポネに、「1対1で決着つけようじゃねえか」
と喧嘩を売ったが、マローンからたしなめられた。

マローンは「起訴を取り下げるとウォレスの死が無駄になる。もうひと働きしてくれ、俺のために。帳簿係・ウォルターを探すから」
警察官から聞き出した。

「帳簿係の居場所がわかった」
家に来るように言ってくれ

二ティがマローンの自宅で、マシンガンを使って蜂の巣にした。
その頃、カポネはオペラに夢中だった。
終わってから、歌手と乾杯した。

エリオットがマローン宅へ着いた時、時刻表を見せられた。
帳簿係が乗る列車が、0時5分発のマイアミ行き。

(今後の映画でもインスパイアされる駅での名シーン)
帳簿係のウォルターは確保した。

裁判では、130万ドルを超える脱税額が明らかになった。
被告席にいるカポネはリラックスしていた。

二ティが銃を所持しているため、部屋から出したが、
市長の許可証を持っていた。
エリオットはタバコを吸おうと思い、マッチのケースに書かれた「ラシーン通り1634」と言う文字でひらめいた。
「友人が住んでいた住所だ」
エリオットと二ティの屋上での、1対1の対決が始まった。
二ティはロープを伝わって降りようとした。
エリオットは撃つのをやめ、屋上に引き上げた。
「お前の友達は豚みたいに叫びながら死んでいったよ」
この一言で、ニテイを屋上から突き飛ばした。

二ティの持っていたメモに、陪審員の買収リストがあった。
裁判長に談判した。
エリオットは、リストに裁判長の名前もあったとして、陪審員の入れ替えに成功した。

弁護士が有罪を認め、エリオットの勝利。
エリオット「勝負は最後の最後までわからないんだ」
カポネ「小役人が何を言っているんだ」

翌日の新聞では「カポネ懲役11年」の見出し。
エリオットは、4人の写真を手に取った。
「終わったな」
一件落着して、省に戻るようだ。

オフィスに来たストーンに「片付けたよ」
ストーン「いろいろとお世話になりました」
「こちらこそ」
マローンの形見を渡し「警官が持っていたほうが喜ぶよ」

新聞社が最後のインタビューに
「たまたま時代に乗っただけだ」
「禁酒法が廃止されるそうです。そしたらどうします?」
エリオット「1杯やるよ」

シカゴの街に平和が訪れた。

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エリオットの自伝のTVシリーズを映画化した。
パラマウント映画75周年記念作品。

何度見ても素晴らしい大好きな作品。
名優たちの名演技。
ヒーローたちに思い入れしてしまう。
エリオット・ネスが、プロの殺し屋に勝ってくれて、スッキリした。


『羊たちの沈黙』の記事はこちら(2018年1月27日)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://ameblo.jp/miyacar/entry-12347817626.html

では、明日。