◆連続テレビ小説・まんぷく:1週間「作戦を考えてください」 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

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いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
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第116回

百貨店でのまんぷくラーメンの試食会
1袋20円
試食してもらう以前に、相手にされなかった。

福子「順番がまちごうてたんです」

試食してもらっている間3分プレゼン
意外なことに、2箱分しか売れなかった
何べんも3分かしゃべったのも大変。

鈴「やっぱり20円よ、高すぎたのかもしれない」
さらに「このデザインよ。荒波なんて縁起が悪い。私にはてんぷくラーメンに見えてきた」
福子は猛反発「見えません」

言わなければいいのに、誰かがわざわざ忠彦に報告したため、忠彦はがっかりした。
やはり売り上げは伸びなかった。
鈴は1人パーラー白薔薇で休憩、そこへ世良もやって来た。
「そもそも僕はまんぷく食品の社員やない」
アキラ「この2人、水と油」
しのぶ「いや似た者同士や」

弱気になっていた萬平
「一から考え直した方が?」
忠彦が別案のイメージを持って来た。

第117回

百貨店では大して売れなかった。

忠彦「まんぷくラーメンが、売れなかったのは僕のせいなんや」
福子「今のデザインがいいんです。忠彦さん」
福子は続けて「すぐには理解してもらえません。そのうち
何かのきっかけがあれば、売れますよ」
萬平「きっかけ?」
福子「偉い人のお墨付きをもらうんです」
翌日、近江谷が来た。
「国立栄養研究所に知り合いがいます。3日待ってください」
近江谷からの研究結果報告
「鶏のガラからさまざまな栄養成分が検出され、健康食品として推奨すると、お墨付きが出ました」
萬平とら福子は抱き合った。

売り上げは8割増えた。
世良は「デパートで1個1個売っていても仕方ない。問屋から声がかからないとあかんのや」
福子「何か作戦をら考えて、世良さん」
世良は「ある。今はまだその時やないな」
テキトーなことは皆わかっていた。

鈴の夢枕に咲が登場。
咲がおいしいおいしいと食べている。
「私がていろいろ忙しいのお母さん。これをラーメンと言っていいのかしら。ラーメンみたいやけどラーメンでない」
鈴は翌朝、夢枕に付け加えた。
「ネギやシナチク、チャーシューが、入ってないでしょう」
福子「妄想をまともに聞いたらだめよ」

パーラー白薔薇では吉乃と岡、森本。
「原価で出してるんや。パーラー白薔薇では大ヒット」

克子の自宅に、福子も来ていた。
「テレビはええなあ」
克子「萬平さんはどうしてるの」
「今日もラーメン作ってます」
テレビから流れた石鹸の宣伝を見た。
「これや、テ・レ・ビや」

第118回

福子「あれはお金がかかるの?」
世良「そうや。テレビに映す宣伝のことをコマーシャルいうねん」
真一「金はなんとか僕が工面します」
世良「広告代理店に出すんだが、僕たちは自分たちで考えないと」
神部「僕が考えます。映画愛好会だったんです」
萬平「頼むぞ、神部くん」

神部はアイディアが湧かずにアトリエで悩んでいた。
忠彦は「(アトリエだと)コマーシャルの発想がわくそうや」
タカ「会社に休暇届出したんや、そのうちクビになるかも」

パーラー白薔薇では、しのぶとアキラがピンチ
「何か飲み物だけでも注文してくれない?」
吉乃は冷たかった「ラーメンにジュースは、会いません。水ください」
アキラ「誰がまんぷくラーメン原価で出すいうたんや、自分や」

神部のコマーシャル案が3つ披露された。
世良「萬平印はもう使わん方がええんじゃないか」

3つめは家庭の主婦がメインのストーリー「一家に5袋」
福子「私はいいと思う」
世良「決まりだ、有名な女優は金がかかる」
神部「奥様をイメージして考えました」
拒否する福子。
鈴「じゃ私が」これは全員無視。
萬平「ここは嫌だって言ってらんないぞ」
世良「難波の女が廃るで」
福子「わかりました」

別の日、撮影隊がやってきた。
世良「えっらい緊張してるで」

世良「見てる人が不安になるやろ、取り直し」
最後のシーン撮影に萬平は「肩の力を抜け、源と幸を見ろ」
福子は源と幸を見て、笑顔になった。
「ええ顔になってきた」
福子の最高の笑顔だった。
「一家に5袋まんぷくラーメン」

第119回

パーラー白薔薇でコマーシャルの試写をし、大好評だった。
福子は「恥ずかしい」とはいうが。
大急百貨店での催事はあと3日。

コマーシャルの影響が大きく、5倍は売り上げになった。
世良は浮かれだした皆を引き締めるような発言をした。
「問屋から連絡が入って来ないことにはまだまだ」
「様子見してるんや」
しかも「現金決済しか受け付けられない、と答えろ」
真一も「今のまんぷく食品には資金がない」

夜に福子の自宅に、敏子とハナが来てくれた。
3人で会うのは戦争の時以来。
ハナがコマーシャルを見たと敏子に電話をした。
「まんぷくラーメン買って食べたけど大発明やん」
福子は「恥ずかしくて恥ずかしくて」
ハナ「二人三脚でがんばったからやね」
福子は「あの時のご恩は一生忘れません」
ハナ「便利やし、売れると思います」

福子は伊達メガネをかけて接客するようになった。
百貨店の開店前に会いに来てくれたのは牧夫婦。
「すごいもの作ったんやね」20袋買ってくれた。
オープン時の人混みでろくに挨拶も出来なかった。

問屋からの箱単位でのオーダーも来て、爆発的に売れ始めた。

「僕たちが出会っても20年か。ありがとう、福子。
そんな非常識な男によく付いてきてくれたなあ」
「これまで色々あったけど、それもひっくるめて楽しい人生です」
さらに福子は「まだまだこれからも何かあります。何かあっても支えていきます」
まんぷくラーメンは品薄になりつつあった。

第120回

まんぷくラーメンは全国で販売されることになった。
生産が間に合わなくなってきた。

パーラー白薔薇で萬平と真一は
「工場を増築する。正社員にならないか」
聞いていたアキラは「泣くで」
アキラの予想通り、岡も森本も感極まって泣いてしまった。
神部が「やっと萬平さんが声をかけてくれたからです」

鈴は神部のまんぷく食品の社員になることに不安。
「ほんまに大丈夫なの?大介が産まれたばっかりですよ。売り上げがいいのは、今だけよ」
「お父さん(福子の父)も、いっ時良かったけど、あっという間に貧乏になったのよ」
吉乃も、会社を辞めると言って、鈴を呆れさせた。
「何かあったら家族みんな路頭に迷うのよ」

翌日、萬平と福子は鈴に経理を任すことにした。
鈴「もう私は辞められないやない」
福子「大番頭になるんよ」
大番頭という響きが、とても気に入った。

萬平は12時過ぎても作業していた。
福子「休まないと倒れますよ」
萬平「わかった。これを揚げたらもう終わりにしよう」

咲が、福子の夢枕に。
「まんぷくラーメンはおいしいもの。私は生卵を落として食べるの、1日3回。まんぷくラーメン大好き」
1ヶ月後工場も完成、福子、萬平、吉乃は新しいメンバーに手順を説明した。
世良「営業はやることないのう。左うちわとはこのことや」

まんぷくラーメンは日本の食文化を変えた。
パーラー白薔薇は、まんぷくラーメンをメニューから外した。
アキラ「もう僕らが宣伝する必要は無くなったな」

克子たち3人は大介の記念の絵を忠彦に書くように頼んだ。
忠彦は、萬平の波乱万丈の人生になぞってしまい、タカに見透かされていた。

順風満帆の日は長くは続かなかった。
福子が社員の賄いの際に「今日だけ特別に生卵を落としてみて」
萬平もこのアイディアを否定しなかった。
世良が浮かない顔して戻って来た。
「それどころではないで。とんでもないもん見つけたで」
何種類もの類似品だった。
「全部うちをマネしている。どうするんや、萬平君」

第121回

「そんなに簡単にマネできるわけない」と言って、類似品の質の悪さを確認した。
萬平は「これだけ違う。本家まんぷくラーメン。
神部「これはそっくり」
萬平は「卵が入っていない」

テイコー食品からの商品。
坂部という、ウチをすぐに辞めたやつがいた。
「熱心に作りかたを学んだんや」
萬平「こんなことが許されていいのか」
世良「こういうことは僕に任せろ。いくぞ、真一さん」
真一は「えっ僕?」
世良「ダネイホンの時も2人で乗り込んだやろう」

テイコー食品に乗り込んだ。
社長「坂部という社員はおらん」
さらに商標登録と聞いてもひるまなかった。
真一の堪忍袋の尾が切れた「何を屁理屈並べとんじゃ」
「特許も出願中」
真一「ほら、顔が引きつりおった」
社長「特許も出願中やろ」
世良「ここは大人になりましょう」
「共存共栄?」
萬平の血の滲むような苦労を目の当たりにしている真一には、社長の態度が許せなかった。
世良「こういう方はカッとなった方が負けですよ」

テイコー食品は今度は近所に広告を貼っていた。
福ちゃんのそっくりの写真だった。
萬平「まんぷくラーメンの偽物に続いて、福子の偽物か」
世良「ケンカは自分を見失った方が負けや」


前回の「まんぷく」記事はこちら(2019年2月18日)
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では、明日。