◆NHKデータなび 「夏の高校野球100年」 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

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いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。

NHKデータなび ~データを切り口に日本のいまを探る~
夏の高校野球が始まって100年

(写真は都大会の予選(2011年7月))
高校野球都予選

これまで3215試合
球児の戦いに毎年惹きつけて来た
325試合目には、戦前の伝説の大投手・沢村栄治投手
714試合目、王貞治投手がノーヒットノーランを達成
1520試合目、甲子園のアイドル・荒木大輔投手が初登場
2108試合目、星稜高校の松井秀喜が5連続敬遠
3215試合目、2014年大会の決勝・大阪桐蔭が優勝

・都道府県別の優勝回数は、1位 大阪 12回(浪商、PL学園、大阪桐蔭など)
2位 愛知 8回(中京商など)
3位 7回タイ 東京・兵庫・和歌山・広島
・準優勝の数は
1位 京都 9回、2位 静岡・山口の6回

・2006年決勝・延長再試合となった早稲田実業-駒大苫小牧
斎藤佑樹・田中将大投手の歴史に残る投げ合い
田中 249球・真ん中高めの割合が多く、球の威力で抑えていることがわかる
斎藤 296球・低めのコーナーを突く投球が多い
 武器としていたスライダー、ギリギリをつくコントロールが高まっていた
2試合にわたる両投手の球速の変化
斎藤の方が、140キロを超える球が多かった
しかも斎藤は試合の終盤・250球を超えてからスピードが上がっていった
最後の投球となった296球目は144キロの外角ストレートで田中将大を三振に仕留めた
NHKスポーツ記者によると、この当時の斎藤佑樹の完成度の高さと田中将大の素材の良さが際立っていたとのこと。

・1915年第1回大会・第1試合は広島VS鳥取、第2試合は和歌山VS福岡
最も対戦が多いのは、大阪(9勝)VS愛知(7勝)
最北と最南の戦い、沖縄(6勝)VS北海道(0勝)北海道は1回も勝っていない
面白いデータがある
神奈川・優勝回数6回・通算勝利数 117勝(6位)
ほぼすべての都道府県から勝利を収めているが、唯一0勝で5敗なのが
岩手・優勝回数0回・通算勝利数 32勝(40位)。
両県の間には、800年以上の「深い因縁」があった
神奈川県の鎌倉に拠点を置いていた源頼朝が、岩手県平泉の奥州藤原を滅ぼした
800年の時を経て、岩手が先祖の敵を討っている…ってこと?
こじつけっぽい。

他にも、1回も勝てない対戦がある
 和歌山(通算 118勝 5位)0勝 VS 茨城 5勝(通算 50勝 31位)
 兵庫 (通算 3位)VS 香川 (通算 65勝 19位)

・逆転勝ちの割合
1位 佐賀 53%、2位 島根 52%、3位 山形 50%
勝利数の確率が高い
1997年 佐賀商と光星学院(青森)は5回も逆転が起こっている
この試合の逆転の立役者となった兵働選手は、のちに広島カープに入団、
戦力外となるが、現在は競輪選手としてさらに人生の逆転を狙っている
逆に香川県は逆転が少ない。

逆点が最も多いイニングは3回裏
逆転した場合の勝率
 3回裏 76%、5回裏 71%
8回裏は94%、それでも9回裏に6%逆転が起こっている

10年分の最後の1球、三振が28%
セカンドゴロ、ショートゴロ等が多い
ヘッドスライディングが視聴者の目に焼き付いている

今年もさらにドラマが生まれるだろう、神奈川と岩手と対戦があるか楽しみ

先日の「アメトーク・高校野球」も面白かったが、今回も興味深かった。
両番組とも、早稲田実業-駒大苫小牧を長く取り上げるほど最近の名勝負だったことが言える。

1976年夏・桜美林高校が初出場・初優勝
この年の3回戦のみ、現地観戦したことがある
(姉が在学していたため)