【移転:横浜を、日本を代表するジャズ喫茶】横浜市野毛・CHIGUSA | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

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いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。

横浜市野毛町にあるジャズ喫茶。
JR/市営地下鉄桜木町駅南2B出口から、野毛仲通り。
駅から5分足らず。
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1933(昭和8)年創業、ジャズ喫茶の草分け。
創始者・吉田衛さんは「音を聴くための店づくり」に力を注いだ。
日野皓正、渡辺貞夫らの一流ミュージシャンもしばしば来店された。
吉田さんが亡くなった後は家族が店を切り盛りしてきた。
2007(平成19)年に、再開発のために閉店。
ファンの後押しにより場所を替え、2012(平成24)年3月11日に新装オープン。

昼の12時から10分ぐらい前だが、お客さんらしき人が中に見えたので入店。
店舗面積は約31平方メートル、15席。
年配のマスターが一人で切り盛りしていた。

店に入って左側を見てビックリ
高さ1メートルあろうかのスピーカーが2台
すでに先のBGMがボリューム大で流れていた。
アナログレコードならではのプチプチ音も今や懐かしく感じる。
カウンターの後ろには豊富なアナレグレコード
現在は3000枚、戦争の空襲で半分になってしまったそうだ。
マスターとの会話も耳元でこそこそ。
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「アルコールは生ビール 700円しかない」と言われ、コーヒーをオーダー。
ホームページだとホットサンドと書いてあったが。
分煙、入って右のソファー席がタバコOK。
向かって奥が厨房とレコードプレーヤー。
壁にLPレコードの数
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▼ぬるいコーヒー 500円
 常連さんが猫舌の人が多いのだろう
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しばしトランペットの温かい響きに癒された。
曲間に歓声が入って、ライブ盤のようだ。

2冊の分厚いリストが置かれた。
ネクストBGMを決めるようだ。
「ルイアームストロングとかケニーGとかは?」
もっと古いリストだそうで、ベニーグッドマンとかの時代なんだそうだ。
「探してみますよ」と言ってくれた。
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外の傘立ての傘が盗まれないか、そっちも心配。

12時をまわり、ちょこちょこお客さんが入ってくる。
スピーカーの真ん前の特等席は耳には良くないかも。

ここはリクエストされたらアルバムを「通し」でかけてくれるそうだ。
前のアルバムが完了。
「ザ・ベスト・オブ・ルイ・アームストロング」に切り替わった。
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スタートが「聖者の行進」
テンポが早く、ちょっと店の雰囲気がいっ変
陽気なサッチモの笑顔が見に浮かぶ。
しゃがれ声が味があっていい。
3曲目は「我がいとしのジョージア」

何曲かかかって、別のアルバムになったところで立ち上がった。
コーヒーカップを片付け、お代を払って店を出た。
ジャズ喫茶は、マスターと話が出来ないのがうーん。
傘は大丈夫だった。

住所: 横浜市中区野毛町2-94

★「ジャズミュージアムちぐさ」として2023年12月16日にオープン予定


ここも野毛を代表する中華料理屋「三陽」記事はこちら(2014年12月4日)
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http://ameblo.jp/miyacar/entry-11959985864.html