JR/市営地下鉄桜木町駅南2B出口から、野毛仲通り。
駅から5分足らず。
![jc01-chigusa](https://stat.ameba.jp/user_images/20150717/05/miyacar/61/81/j/o0500037513368173640.jpg?caw=800)
1933(昭和8)年創業、ジャズ喫茶の草分け。
創始者・吉田衛さんは「音を聴くための店づくり」に力を注いだ。
日野皓正、渡辺貞夫らの一流ミュージシャンもしばしば来店された。
吉田さんが亡くなった後は家族が店を切り盛りしてきた。
2007(平成19)年に、再開発のために閉店。
ファンの後押しにより場所を替え、2012(平成24)年3月11日に新装オープン。
昼の12時から10分ぐらい前だが、お客さんらしき人が中に見えたので入店。
店舗面積は約31平方メートル、15席。
年配のマスターが一人で切り盛りしていた。
店に入って左側を見てビックリ
高さ1メートルあろうかのスピーカーが2台
すでに先のBGMがボリューム大で流れていた。
アナログレコードならではのプチプチ音も今や懐かしく感じる。
カウンターの後ろには豊富なアナレグレコード
現在は3000枚、戦争の空襲で半分になってしまったそうだ。
マスターとの会話も耳元でこそこそ。
![jc02-naka](https://stat.ameba.jp/user_images/20150717/05/miyacar/48/4f/j/o0500037513368173639.jpg?caw=800)
「アルコールは生ビール 700円しかない」と言われ、コーヒーをオーダー。
ホームページだとホットサンドと書いてあったが。
分煙、入って右のソファー席がタバコOK。
向かって奥が厨房とレコードプレーヤー。
壁にLPレコードの数
![jc05-record](https://stat.ameba.jp/user_images/20150717/05/miyacar/c1/b4/j/o0500037513368173638.jpg?caw=800)
▼ぬるいコーヒー 500円
常連さんが猫舌の人が多いのだろう
![jc04-coffee](https://stat.ameba.jp/user_images/20150717/05/miyacar/8e/de/j/o0500037513368173641.jpg?caw=800)
しばしトランペットの温かい響きに癒された。
曲間に歓声が入って、ライブ盤のようだ。
2冊の分厚いリストが置かれた。
ネクストBGMを決めるようだ。
「ルイアームストロングとかケニーGとかは?」
もっと古いリストだそうで、ベニーグッドマンとかの時代なんだそうだ。
「探してみますよ」と言ってくれた。
![jc03-list](https://stat.ameba.jp/user_images/20150717/05/miyacar/b4/ff/j/o0500037513368173637.jpg?caw=800)
外の傘立ての傘が盗まれないか、そっちも心配。
12時をまわり、ちょこちょこお客さんが入ってくる。
スピーカーの真ん前の特等席は耳には良くないかも。
ここはリクエストされたらアルバムを「通し」でかけてくれるそうだ。
前のアルバムが完了。
「ザ・ベスト・オブ・ルイ・アームストロング」に切り替わった。
![jc06-ルイアームスト](https://stat.ameba.jp/user_images/20150717/05/miyacar/8a/4e/j/o0500037513368173738.jpg?caw=800)
スタートが「聖者の行進」
テンポが早く、ちょっと店の雰囲気がいっ変
陽気なサッチモの笑顔が見に浮かぶ。
しゃがれ声が味があっていい。
3曲目は「我がいとしのジョージア」
何曲かかかって、別のアルバムになったところで立ち上がった。
コーヒーカップを片付け、お代を払って店を出た。
ジャズ喫茶は、マスターと話が出来ないのがうーん。
傘は大丈夫だった。
住所: 横浜市中区野毛町2-94
★「ジャズミュージアムちぐさ」として2023年12月16日にオープン予定
ここも野毛を代表する中華料理屋「三陽」記事はこちら(2014年12月4日)
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