こんにちは。矢加部です。
すっかり春～
を通りこして、先週末はお昼間26度越えという夏日（笑）！
洗車をして汗だくでした。
軍艦島最終シリーズ、一緒にパチリ
さて、今日は「サプリメントや薬と採血の重要性」です
世間を震撼させている、「紅麴」問題です。
サプリメントは食品のようなイメージが強いため、
ただ何気なく飲んだりやめたりする方が多いと思います。
今回の「紅麹サプリ」。悪玉コレステロールを下げるという働きが認められ、
「機能性表示食品」表示されていました。
お恥ずかしながら、私も今回初めて知ったのですが
・「機能性表示食品」は、事業者の責任で、科学的根拠を基に商品パッケージに
機能性を表示するものとして、消費者庁に届け出られた食品
消費者庁がサプリメントに機能性を表示して、消費者が選びやすくなる新しい制度づくりを進めた、そうです。
似た言葉で
・トクホ（特定保健用食品）があります。
からだの生理学的機能などに影響を与える保健効能成分(関与成分)を含み、
その摂取により、特定の保健の目的が期待できる旨の表示(保健の用途の表示)をする食品
「機能性表示食品とは？」を丸ごと解説 – 機能性表示食品取得コンサル (yakujihou.com)
こちらのサイトが分かりやすかったので頂きました。
トクホは国の審査がある、他はなし、ということが分かりました。
さて、サプリメントに限らず、お薬、食べ物、飲み物（アルコールや
果糖飲料など含む）、口に入れるもので私たちの身体は作られます。
健康も、病気も 口に入れるものからできるわけです。
例えば、「ビタミンは体に良い！」と皆さん思われていて、
ドラッグストアーにも沢山のサプリメントが販売されています
しかし、一例をあげると
・癌に罹患した方が、葉酸、ビタミンB12,ビタミンEを摂りすぎれば
死亡率が上がる
という、ショッキングな研究結果をご存じでしたか？
やみくもに摂取してもダメなのです。
・肝斑の薬として処方される「トラネキサム酸」。
こちらも漫然と飲めば血栓症のリスクを上げたり、
肝機能腎機能を悪くする可能性だってあるわけです。
※当院では3か月でいったん休薬します。
私自身は、「栄養採血（オーソモレキュラー療法）」
を勉強して、「本当に自分自身に足りない栄養素」を
知ったうえでサプリメントを使用、飲みっぱなしではなく
３～６か月に1回採血をして自分の身体のことを
知るようにしています。（もちろん保険適用外にはなりますが）
今回の紅麹問題、コレステロールの異常を検診で指摘された？
あるいは「コレステロールが高いかもしれないから予防で」
と飲まれていた方もいるかもしれません。
血液検査で異常を指摘されれば、自己判断せずまずは、
内科の専門医を受診して指示を仰ぐべきです。
そして、調べもせずに「予防」で薬やサプリメントを口にして、
ダラダラ飲み続けるのは良くないと思います。
病気の予防で唯一無害なものは、ウォーキングや
軽いストレッチのような「有酸素運動」
そして、食事を気を付けることです。
サプリや薬を飲み続けていて不安だな？という方でご希望があれば
当院でも血液検査を行っています！
矢加部文
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