こんにちは。矢加部です。
さて、長崎の写真シリーズです!
私が大好きな軍艦島です
久しぶりに訪れました。
歴史を感じて、いつも涙が出ます
さて、青あざの治療について、当院で行っている、気を付けていることです
①異所性蒙古斑の治療
<特徴>
・小児期:レーザー治療が非常にききます
効きすぎるがゆえに「白斑」をおこすことがある。
「効かせすぎない」ために、自分の第一選択肢はQALEXです。
近年は、広範囲で色調がやや濃い場合はPYAGを選択します。
おおよそ2~4回程度でめだちにくくなる 。
体幹は「蒙古斑と比べて色調の濃淡がどうか?」で治療適応を決めています。
露出部は1歳過ぎて、広範囲で色調がやや濃い場合は8か月くらいから治療開始
白斑が生じた場合は、治療間隔を伸ばして、完全に落ち着いてから次の治療
・大人:レーザー治療が効きにくいです! 特に臀部
治療間隔は半年くらい開ける ※PIH起きやすいので
QR →PYAG仕上げが多い
4~6回くらい
(治療の実際)
エムラクリーム塗布 又は ペンレス貼付して来院(100cm2位まで)
QALEX →PYAGで仕上げ ※無理はし過ぎない
1~2週間ステロイド軟こう塗布
②太田母斑の治療
<特徴>
・小児期、成人ともにレーザーは良くききます
※大人の方が回数がかかる 5~7回
成人女性は、肝斑が混じることが多い(化粧でカバーしてきたことによる摩擦の影響)
・目周囲は必ずコンタクトシェルを挿入して
(治療の実際)
エムラクリーム塗布 又は ペンレス貼付して来院(100cm2位まで)
QRuby or ALEX →PYAGで仕上げ ※無理はし過ぎない
1~2週間ステロイド軟こう塗布
とにかく、「白斑」を起こさないように、注意しながら治療しています。
もちろん、全身麻酔で寝ている間に治療をできれば非常に楽です。
(大きな病院では、全身麻酔を勧められることが多いです)
しかし、
・入院が必要であること(患児のほかに兄弟もいれば安易なことではありません)
・5分以内で終わる治療に全身麻酔が必要か?
(もちろん、私も治療に慣れるまでは今の倍以上の時間がかかっていました。
経験を積むにつれて早い時間で治療できるようになりました)
自分の子供だったらどのように治療をするかな?
ということを一番に思い考えながら、あざ治療を行っています。
あざ治療がきちんとできる先生が、九州でもっともっと増えてほしいのが私の願いです。
(当院でも、勉強をしたい先生方を受け入れています)
矢加部文
★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★
ぽちっとしていただければ励みになりますよろしくお願い致します
ホームページも是非ご覧ください
みやびクリニック|福岡県春日市の形成外科・美容皮膚科|あざ・しみ・ほくろ治療ならおまかせ! (miyabiclinic.net)
〒816-0813 春日市惣利2丁目70-1 >MAP
TEL 092-589-7382 / FAX 092-589-8382