CO2レーザーとエルビウムヤグレーザーの違い②

こんにちは。矢加部です。

柳川に行ったときに、お隣の「みやま市」で

「お座敷盆梅」という素敵な場所へ行ってきました。

100畳の畳のお部屋に飾られた梅の花、

樹齢100年を超えるものも多くあり、お部屋には梅の花の

香が上品に馨っていて心洗われる感じでした

さて、前回からの続き。

Er:YAGとCO2比較についてです。

勿論、CO2の方が、「熱凝固層」が加わるため、

治癒反応（コラーゲンのリモデリングといいます）が、

より効果的に起こることは確かであると思います。

しかし！なかなか色素沈着が引かないのですよ～

自分の太ももの「肉割れ」に照射したら、1年くらい

色素沈着ひかなかった

フラクショナルレーザーは、

1回に１０％くらいしか皮膚や傷あとを

「たがやせ」ないので、治療回数がかかるのですね

CO2で色素沈着が引かなければ、次の照射ができない。ということは

回数が稼げない

Er:YAGは、3か月でほとんど色素沈着が落ち着くから次の治療に勧める！ということは回数稼げるよという利点があります

ということで、どちらに優劣があるというわけではないのですが、

私個人的には、どちらのレーザーも思い入れがあり、使い分けています

・Er:YAGレーザー

　・浅い皮膚病変（首のイボやフェイスラインのイボなど）の治療

　・傷ぼかしとしてのEr:YAGフラクショナル

　・日焼けをして「色素沈着」になりやすい肌質の方のＦｘ治療

　　（毛穴治療、肌質改善として行う場合）

・ＣＯ２レーザー

　・深い皮膚病変（ほくろ、汗管腫、黄色腫など出血が予想されるもの）

　・日焼けをして「赤く」になりやすい肌質の方のＦｘ治療

　　（毛穴治療、肌質改善として行う場合）

ざっくり、このようなイメージです

大学病院でEr:YAGに出会えていなければ、クリニックにも採用をしていなかったと思います。魅力に気づくまで、3～4年かかったからです。（高額だし）

しかし、魅力にはまってからは手離せなくなってしまいました

とても大好きなレーザーです

矢加部文

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