人ってさ、優しくされたり、
よく頑張ったね、と褒めてもらったり、
それでもいいよ、と許してもらったり、
温かい言葉をかけてもらうと、
嬉しくて、
やっぱり心が温かくなって、
何だか元気になれるよね。
人はね、温もりを求めてると思うの。
その温もりを、誰かに求めても、なかなかくれなくて、
自分がダメだからだ。
と、自分を責めて、心が冷えて行っちゃうんだと思う。
だから、その温もりはね、人に求めるんじゃなくて、自分で与えてあげるんだよ。
温もりは、自分で与えてあげられるから。
私、22才から26才くらいまでの約4年半くらい、付き合ってた人がいて、
その人は本当にロクでもない奴で、
その人に、身も心も懐も、
ボロボロにされた経験があります。
別れた後、やっと肩の荷が降りた私が居て、
悲しみより、
恨みより、
自己否定より、
「あー、私、よく頑張ったな」と思ったの。
そして、
それまでの過去も振り返ってみたら、
それまでの過去もうまく行かないことがいっぱいあったけど、
悲しくて、辛くて、
たくさん泣いたことがあったけど、
悲しい結末だったり、
望まない結末だったとしても、
"いつでも私は頑張ってた"
って、気づいたの。
いつでも頑張ってる私はすごいじゃん!
と、そこで初めて、自分で自分を褒めてあげられたんだよね。
つまりは、
結果がどうじゃなくて、
"頑張ってることこそ素晴らしい!"
と褒めてあげられたの。
それは、私を認めてあげた瞬間だったの。
過去の失敗や、裏切りなど、
悲しくて辛い経験が原因で、
自分はダメだと思ってる人はたくさん居る時思う。
だけどそうじゃないの。
悲しかった、苦しかった気持ちや結果ばかり見て、
自分で自分をダメなやつだと、心の中で呟いてるからなんだよ。
自分で自分を虐めてるの。
泣いても食いしばり、
なんとかしようと頑張ってた自分に気づいてあげて!
そんな自分に価値があるんだよ!
"周りに自分と同じような人が居たらどう思う?"
「よく頑張ってるな。」
「頑張りすぎじゃないかな?」
「もうその辺にしておきなよ。」
と思ってあげられるとしたら、
自分にもそう声をかけてあげるんだよ。
"まだ頑張りが足りない"とか、
"もっと頑張れ"とか、
きっと言わないはずだよ。
なのに、自分にはそう声をかけていることに気づいてあげて!
頑張ってる自分に価値があるんだから。
自分のこととなると、
つい厳しくなっちゃって、
自分に温かい言葉をかけてあげられないの。
だから、頑張ってる自分に気づいてあげて、
頑張ってる自分に
「よく頑張ってるね」
と褒めてあげてよ。
「充分頑張ってるよ、偉いね」と頑張ってる自分を自分で認めてあげてごらん。
こういうことで育つのが"自己肯定感"なの。
自分を肯定して、
自分で自分に温かい言葉をかけられると、人に求めなくても済むようになるんだよ。
ウソみたいだけど、本当の話だよ。