私たちは大人になっても、
親が居る限り、
子どもという立場があります。
子どもの立場でいると、
親孝行しなければいけない
という気持ちは、
無意識にも常にあるような気がします。
だけど先日、ある動画で、
心がほぐれる言葉を聞きました。
私たちの親孝行はとっくに終わっている。
０歳から３歳までの
私たちが一番可愛かった時期を
親に見せたことで、
もう親孝行は終わってるんです。
といった内容でした。
だから、
親と同居しないといけない
とか、
親の近くに住まないといけない
とか、
老後の面倒はみないといけない
とか、
それは親から刷り込まれたものか、
今の常識からの、
自分の思い込みだと言うんです。
私は２０歳で親元を離れ、
もう３０年以上経ちました。
母の介護で一時的に
実家に戻ることがあったとしても、
その後も実家に住み続ける気はありません。
私は、
離婚した直後のコロナで無職になり、
貯金はすっからかんになりました。
今は、何の蓄えもなく、
自分の生活を乗り切るだけで精一杯です。
金銭的な母への援助は不可能です。
母の介護のために、
今の仕事を辞めて、実家に帰ることは、
私の年齢的に
再就職が難しいことを考えると、
自分の首を絞めるようなものです。
だから母には、
自分の貯金で施設に入ってほしいということは、既に伝えてあります。
これは親不孝なことなんだろうか？
と、罪悪感があります。
だけど、
３歳までに、既に親孝行は終わってる
という言葉を聞いて、少し癒されました。
親孝行ができていないと思っている人は多いと思います。
親孝行ができていない。
今後もできそうもない。
という人へ。
ほんの慰めですが、
私たちは３歳までに親孝行は終わっている
そう思うことで、
少しでも心が救われますように。
️⭐️
