日本の技術 SRZ1200と 超小型原子炉(マイクロ炉)6/9 | osamuのブログ

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HPが変更になったので
移動してますがないページも多数。父母を亡くして
供養に興味を持って色々調べて、お寺さんお参り時に
真言いえたらいいなぁと
始めました。
後,興味を持った事を調べて
メモ替わりに書いています。
間違いや誤字脱字はすみません。

①発電出力1200MW 級の革新軽水炉 SRZ-1200 

電気出力300MW以下小型モジュール炉(SMR)

SMRよりまだ小さい
②電気出力は500kwほどのマイクロ炉

























革新軽水炉 SRZ-1200

SRZ-1200のコンセプト超安全 Supreme Safetyあらゆる自然災害(地震/津波/竜巻など)に対する高い耐性多重化多様化した安全対策により万一の事故時においても放射性物質を閉じ込めて影響を発電所敷地内に限定大規模航空機衝突やサイバーテロなどの外部脅威に対しても高度なセキュリティ対策でプラント安全機能を防護地球に優しく 

Zero Carbon & Sustainable発電過程でCO2を排出しないカーボンフリー電源電力需給状況に応じた高度な調整力を備え再生可能エネルギーと共存し、持続可能なカーボンニュートラル社会の実現に貢献大規模な電気を安定供給 

Resilient Light Water Reactor準国産エネルギーとして、国際情勢や天候に左右されず、人々の暮らしを支える電気を安定的に供給これらの特長を有する軽水炉の究極型(Z)・・・それが、SRZ-1200 です名称のSRZ にはそれぞれ以下の意味を込めていますS : Supreme Safety(超安全)、Sustainability(持続可能性)R : Resilient(しなやかで強靭な)light water Reactor(軽水炉)Z : Zero Carbon(CO2 排出ゼロ)で社会に貢献する究極型(Z) 

(1200 は発電出力1200MW 級を表しています)


直径1mで25年間燃料交換なし、三菱重工の超小型原子炉


三菱重工業が超小型原子炉(マイクロ炉)の開発を進めている(図1)。炉心サイズが直径1m×長さ2mとトラックで運べる小ささだ。可搬性に優れることから、離島やへき地、災害時の電源として期待できる。次世代原子炉としては電気出力300MW以下の「小型モジュール炉(SMR)」などにも注目が集まっているが、マイクロ炉はそのSMRよりも小さい。果たしてどのような構造、仕組みなのか。



https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/06917/



図1 三菱重工業が開発を進めるマイクロ炉

トラックで運べる大きさの超小型原子炉。離島やへき地、災害時などの電源を想定する。(出所:三菱重工業)


 三菱重工によると、マイクロ炉の設計寿命は25年を目標としており、その間の燃料交換を不要にする。想定する熱出力は1MW、電気出力は500kWほど。大まかな比較だが、原子力発電所の大型軽水炉1基あたりの電気出力を1GWとすれば、マイクロ炉は数千分の1。前述のSMRと比べても、数百分の1程度の規模である。


 運転開始の目標時期は2040年ごろと少し先だ。三菱重工業取締役社長兼CEO(最高経営責任者)の泉澤清次氏は2022年5月に開いた決算説明会で「脱炭素とエネルギー安全保障の観点から原子力が再評価されている」と語り、マイクロ炉を高温ガス炉(HTGR)や高速炉と並ぶ、同社の次世代の原子力技術として位置づけた


まるで「オレオ」のような構造

 マイクロ炉は、原子力発電所で一般的な軽水炉とは異なる「新しい炉型概念」(三菱重工)という。軽水炉は冷却材と減速材として軽水(普通の水)を使うが、マイクロ炉では使わない。炉心の核分裂で生じた熱は、「高熱伝導体」を介して外側の伝熱管に伝わり、伝熱管内を満たす二酸化炭素(CO2)を加熱する(図2)。加熱したCO2を原子炉の外の発電機に送ってタービンを回して電力を生む。

図2 マイクロ炉の内部イメージ
図2 マイクロ炉の内部イメージ
最大850℃に加熱した二酸化炭素(CO2)を発電機のタービンに送る。(出所:取材に基づき日経クロステックが作成)
[画像のクリックで拡大表示]

 マイクロ炉は、軽水炉のような液体の冷却材を使わない「全固体原子炉」だ。炉心の高熱伝導体は円板形状で、材料は黒鉛系を想定する。この黒鉛の円板が、原子炉の冷却と減速材の役割を果たす。核燃料が入っているのは、同じく黒鉛で造られた「燃料板」。この燃料板には、まるで「蜂の巣」のように複数の穴が空いており、燃料ペレットが「蜂の子」のように並ぶ。

 黒鉛系材料を採用するメリットは、熱輸送能力の高さと軽さだ。黒鉛系材料の熱伝導率は銅の約4倍、密度はステンレス鋼の約4分の1とされる。

 炉心は、高熱伝導体と燃料板を交互に重ねて構成する。前述した直径1m×長さ2mという炉心サイズは、この複数の高熱伝導体と燃料板を重ね合わせたものの大きさだ。こうした炉心の構造について、三菱重工業原子力セグメント新型炉推進室主席技師の蒲原覚氏は「(ビスケットの)『オレオ』が重なり合っているような構造」と例える。

 原子炉の容器も軽水炉とは大きく異なる。マイクロ炉には、原子炉と外部を隔てる金属製の「格納容器」は存在するものの、軽水炉にある「圧力容器」に該当するものは見当たらない。格納容器は魔法瓶のような真空二重構造になっており、内部はアルゴンなどの不活性ガスで満たされている。真空二重構造にしているのは、高い断熱性により、熱利用の効率性を高めるのが狙いだ。

 マイクロ炉の出力を制御する手段は、大きく分けて2つある。1つは、通常の稼働時に出力を制御する「制御ドラム」である。詳細は明かさないが、炉心には複数の貫通穴が同心円上に空けられていて、その貫通穴に円筒形状の制御ドラムが挿入されているという。制御ドラムには中性子の吸収材が取り付けてあり、同ドラムを回転させて反応を制御する。

 もう1つは、炉心中央にある非常用制御棒で、緊急時に自動で挿入される。なお、緊急時には格納容器の二重構造の中空部にガスを充填し、むしろ熱伝導性を高める。崩壊熱は自然空気循環によって取り除く仕組みで、格納容器の内部の圧力は上昇せず、安全を確保できるという。

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/06917/

2040年ごろには稼働予定らしいから、大きいな原子炉じゃなくても

よくなるのでは、現地電産なら大掛かりな送電線もいらない?

テロや攻撃対象になりにくい??

これってもう潜水艦とかタンカーとかに応用出来る技術では。。

他国は原子力船とかがあるから、日本には三原則はあるけど、日本の商船とかタンカーとかに応用して平和利用して欲しいものですね~

一番、安全性は大事だけど。。

未来、例えばガスボンベ位の大きさになれば、

タクシーとかにも応用できそう。。な感じがする。

日本って小さくする技術すごいと思うから。。

エンジンいらないとスペースがあるから、、空飛ぶクルマだと、バッテリー気にしないでどこまでも飛べる(笑)かもね。。