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低所得者向けの「年金生活者支援給付金」とは?
「年金生活者支援給付金」とは、公的年金とは別の制度で、年金を受給する低所得者向けの福祉的な給付金のことです。2019年10月、消費税が10%に上がることを機に始まった制度で、財源は全額税金です。
具体的には、基礎年金(老齢基礎年金・障害基礎障害・遺族基礎年金)を受給している人のなかで「所得が低い人」を対象として支給されることになっています。
65歳以上で老齢基礎年金を受給し、所得要件を満たしている場合は、この「年金生活者支援給付金」のうち「老齢年金生活者支援給付金」あるいは「補足的老齢年金生活者支援給付金」の対象となります。
老齢年金生活者支援給付金の所得要件は、下記のとおりです。
①住民税非課税世帯であること
②本人の「前年の公的年金等の収入とその他の所得の合計」が78万1,200円以下であること※
※ 2023年度の額
①②両方の要件を満たしていれば支給され、当年10月~翌年9月分までのサイクルで支給対象となります。
なお、補足的老齢年金生活者支援給付金は、上記①と同様に住民税非課税世帯であることのほか、②の額が78万1,200円超88万1,200円以下である必要があります。
https://gentosha-go.com/articles/-/57159#google_vignette