京都・大将軍八神社をご案内させていただきました。

 

 



大将軍八神社は、平安建都の際、都城の方位守護神としたのが始まりで、大将軍とは、陰陽道にいう「星神天大将軍で、方位をつかさどる神です。

このため建築移動・旅行などに関し方除け、厄除けの神として伝えられています。

本殿前には、八卦の羅針盤の台座の上に北極星が掲げられたモニュメントが設置されています。

 



星といえば、神話や星占いなど、西洋をイメージしがちですが、日本においても星は古くから信仰の対象として崇められてきました。

方徳殿には、小説『天地明察』で有名な渋川春海がつくった日本最古級の天球儀や、陰陽師・安倍晴明の一族に伝わった数々の古天文学資料も収められているようで、一年に2回、一般公開されているようです。