京都・嵐山 祐斎亭をご案内させていただきました。

 

嵐山 祐斎亭は、約800年前に造営された後嵯峨・亀山上皇の離宮、亀山殿跡に立地する築150年の明治期の建造物です。

元々は料理旅館「千鳥」という、京都の舞妓、芸妓憧れの地であり、文豪・川端康成が逗留し「山の音」を執筆した場所としても知られていましたが、20年ほど前に、染色作家の奥田祐斎さんご夫妻が譲り受けたそうです。

 

 

その祐斎さんの発想により設けられたシンメトリーな丸窓は、SNSでまたたく間に話題となりました。

 

 

ちなみに屋外には、水面に映り込む絶景が楽しめる「水鏡」があり、筆で水滴を落としたり、息を吹きかけてみたりと、自分だけの“揺らぎの風景”を造り出すことができるようです。