京都・西本願寺にご案内させていただきました。
西本願寺は御影堂・阿弥陀堂という巨大建築が目を引きますが、その廊下には、様々な生き物や道具をかたどった「埋め木」がはまっているのをご存じでしょうか?

 


御影堂は寛永13(1636)年、阿弥陀堂は宝暦10(1760)年の建造のため、長年の間に出来てしまった亀裂や穴の補修が行われているのですが、その補修の仕方が興味深いんです。


それは単なる補修ではなく、魚やヒヨコなどの動物や、瓢箪や桜、ナスといった植物、さらには扇子や帆掛け舟などを象った「埋め木」で補修しているからです!

 


西本願寺に行かれた際は、ぜひこのユニークな「埋め木」を探してみてはいかがでしょうか?