京都・等持院にご案内させていただきました。

等持院は、足利尊氏が創建した禅寺で、足利歴代将軍の木像や大きな達磨図があります。

 

 

達磨は、中国の禅宗の開祖である達磨大師がモデルとなっており、達磨の起源は、1677年(延宝5年)に東皐心越禅師(とうこう しんえつ)が開山した黄檗宗( おうばくしゅう )の少林山達磨寺で、正月に心越禅師の描いた一筆達磨の座禅像を配り札としていたことによるとされ、その後、江戸時代には、起き上がり小法師から派生する形で今の達磨が出来上がったようですね。

 

また、禅宗の寺院でよく見ることができる枯山水が本格的に広まったのは鎌倉時代で、中国から禅宗が伝来し、禅の思想を表現するため、様々な石を組み合わせて配置するようになったとか。

 

 

ちなみに日本初の枯山水は、京都の「西芳寺」だそうです。