先日は、大覚寺をご案内いたしました。

少し秋の気配を感じる良い天気で、観光日和でした。(^◇^)

 

真言宗大覚寺派の本山で正式名「旧嵯峨御所大覚寺門跡」といいます。

平安時代、嵯峨天皇が皇后との新居「離宮嵯峨院」が大覚寺の前身です。

離宮として造営された為、御所の佇まいが感じられる雅な雰囲気を感じます。

:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


嵯峨天皇と親交の深かった弘法大師空海は、ここをよく訪れ、

中国留学の話をしたり、お茶を楽しんだことが伝わっています。(▰˘◡˘▰)

生け花にも縁があり、嵯峨天皇に始まる華道嵯峨御流を今に伝える寺なんです。(o^-')b

桜の季節に行われる華道祭「嵯峨天皇奉献華法会」はとても華やかです。

奥に見える勅使門は、普段は開けられる事はない天皇家の方々が通られる門です。

広大な敷地面積を持つ大覚寺は、境内全域が国指定史跡となっています。
境内には、嵯峨天皇が天下泰平と五穀豊穣とを祈願して建てた「五大堂」はじめ、

「御影堂」「正寝殿」「宸殿」「勅封心経殿」など、気品のある建物が並びます。o(^▽^)o

境内の東にある大沢池では、嵯峨天皇が中秋の名月に舟を浮かべ、

文化人・貴族の方々と遊ばれたことから始まった「観月の夕べ」。

 

9月15日から行われる「観月の夕べ」は、

大陸風の龍頭船と水鳥・鷁の頭をつけた鷁首船が浮かべられ、

琴の演奏や御茶席を楽しみ、水面に浮かぶ名月の風情を味わいます。

ぜひお出かけくださいね。

(*^0^*)ノ~~