昨日は、初春の風物詩『三十三間堂 通し矢』が行われました。
これは江戸初期から始まり、今日まで続く日本弓道の大競技です。

三十三間とは柱間のことです。
実際の距離は、六十六間120mの距離があります。ヽ(゚◇゚ )ノ

観音を信仰する後白河法皇が発案し、平清盛が建立しました。
国宝の千手観音坐像や、重要文化財の千体千手観音像は圧巻です。
ヽ(*'0'*)ツ

本堂西側の裏庭、この庭で通し矢が行われます。
成人式のお祝い行事として、多くの方が参加されますが、
新成人のみなので、一生に一度しか挑戦する事のできない運試し!
凄いですね。(≧▽≦)

通し矢の準備中にご案内したときの写真です。(o^-')b
まだこの日は静かな境内でした。

昔は、武勇を誇る弓の遣い手たちの研鑽の場であり勝負の場でした。
120mの距離を射るには、剛腕だけでなく高度の技術が必要です。
この長い廊下で行われていたので、その時の矢が刺さったままの天井
すごいでしょー( ̄□ ̄;)

ここを建立した後白河法皇は、とても頭痛に悩んでいたそうで
ある時、熊野参詣の際にお告げがあり頭痛の原因が分り、
三十三間堂を建立するきっかけの一つになったとか。
不思議な逸話ですが、そのお話は、また次回に!\(^0^)/


国宝の風神雷神像と二十八部衆と呼ばれる仏像群
こんなに沢山の見所がある、三十三間堂
ぜひ、ご案内したい所の一つです。
(*^o^*)/~