化野念仏寺

嵯峨野の山奥に位置する、化野(あだしの)念仏寺。
『あだし』とは、仏教で「はかない、むなしい」という意味、
転じて、この世に再び生まれ変わることや、
極楽浄土に往生する願いなどを意味します。(o^-')b

このあたりでは昔から、風葬する習慣がありました。
後に土葬にかわり、人々が石仏を立て永遠の別れを惜みました。
境内には8,000体を越える石仏・石塔があります。(^-^)

化野念仏寺 本堂裏の竹林
お寺の裏手には、裏山の霊園へと続く見事な竹林があります。
竹林の間をぬう小路は昼でも薄暗く、厳かな雰囲気ですね。(*^-^)

竹林に囲まれた階段を昇ると奥に「六面六体地蔵尊」
「地獄」「餓鬼」「畜生」「修羅」「人道」「天道」の
6つの世界は六道と呼ばれています。ヽ(*'0'*)ツ

お地蔵様が六面に配され、天道から人道へ時計廻りで
地蔵尊様にお水をかけ廻ります。
1周すると今までの罪を洗い流すという意味があるそうです。

新緑の映えるこの時期、
風にそよぎぐ葉の音が清々しい竹林です。(-^□^-)