お賽銭とお気持ちと感謝の気持ちと、、、 | 陰陽師・雅の開運☆夢のかなえ方

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陰陽師,雅(みやび)の夢の叶え方、開運方法を綴ったブログです。護符霊符、占術、祓い系、龍神・水を司る法術を得意としています。

いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます。

話題が前後しますが、GW初日の今日は、神社仏閣へ行かれる方も多い事から、お賽銭とお気持ち、感謝のお気持ちについてお話したいと思います。

実際に神主様、多くのご住職様よりお聞きした現実的な話題も含まれますので、どう思われるかは皆様ご自身だと思います。

ご参考いただければ幸いです。

 

神社仏閣をご訪問されると、お賽銭箱があり、お賽銭を入れて神社なら柏手を2回打ち、御寺なら合掌をされて御祈願されます。

(この違いは専門的な話題となるので、また別の記事でお話させていただきます。)

そしてお賽銭を入れられますが、このお賽銭はもともと神饌(しんせん)と呼ばれているものから来ています。

神饌とは神様にお供えする食べ物、お水等のことで日本酒やお米、魚などであり、地鎮祭の時や、神棚にこういったものを御供えするのも、神々への感謝の1つでもあります。

 

もともと我が国は、農業・農耕が盛んな国であり、五穀豊穣を与えてくだある神々への感謝から農作物を神社にお供えするようになりました。特にお米は散米(さんまい)といいまして、御神前でふりまく行事もあり、これは今でもお稲荷様の前ではされているところもあります。

貨幣が流通しだしてからは、この農作物が貨幣へと変わり、散銭(さんせん)となり、江戸時代には「賽銭」に変わり賽銭箱もおかれるようになりました。

 

このお賽銭ですが、いくら、、、とは決まっておりません。

1円を入れる方、、、5円を入れる方、、、100円を入れる方、、、あるいは1,000円、5,000円、1万円を入れる方等様々です。いわばご自身がどれだけ感謝のお気持ちをこめて神社仏閣様にお供え、ご祈願されるか、、、というお気持ちにかかっています。

 

 

このお賽銭ですが、現実的な話題をさせていただきますがどのように使われているかご存じでしょうか?

1つは神社仏閣の運営資金であったり、維持管理費です。

年数が経つ毎に、私たちの家でもそうですが、雨風に打たれ劣化もすすみ、社や鳥居等も傷んできます。その修繕費用であったり、あるいは歴史的な文化財が保管されている場合は、その文化財を維持するために使われます。

 

2つ目はその神社仏閣がご提供している御守り御札の作成料金であったり、新しい商品の開発料金です。

よく大きな神社仏閣では毎年、いろんな御守りや限定のものが出たりします。これは皆さんがお賽銭を上げてくださるからその運用資金が貯まり、新しい商品開発への費用ともなるわけです。

 

 

最後は、やはりその神社仏閣を運営されている方の生活費です。

神主様、ご住職様とて人間であり衣食住は誰しも同じです。

 

 

ここでもう1つ現実的な話題です。

私共よく色んな神社仏閣の神主様、ご住職様と御縁をいただき、お話をすることがあるのですが、お賽銭で一番困るのは1円玉だそうです。なぜかおわかりでしょうか?

答えは意外と簡単です。

硬貨を変えるのに手数料がかかるからです。10円ですと、101枚集めますと1010円です。

これだけを変える方はおられませんが、たとえばこれだけを変えるとなると、、、550円の手数料がかかります。

つまり1010円-550円で460円しか手元に残りません。

1円玉ですと、、、マイナスになりますね。

 

ですので、私共でも、いつもお世話になっている神社仏閣ではお賽銭に入れず、1円玉は買い物で使うようにしています。

大きなスーパーや百貨店等では連日、数百万、数千万円の売上を月に1度にまとめて銀行に入金しますし企業全体として銀行へ入れる他、1円玉は御釣り用として活用していますので、それほど大きなマイナスはありませんが、やはり個人経営の神社仏閣であったり、それほど大きな神社仏閣でない場合は、「お気持ち」として1円より5円、5円より10円、、、の方が喜ばれます。

 

 

お賽銭であったり、「お気持ち」として御奉納される費用は、御祈祷料は3,000円~となりますが、それ以外は決まっておりません。しかしながら、3000円より4000円、4000円より5000円、、、御奉納してくだされば、その神社仏閣の経営にも助かりますし、その経営される方が御奉納してくださった方へのお気持ちも「ありがとうございます」「助かります」という良いエネルギーとなって返ってきます。

 

もちろんそれだけ御奉納されたり、お米やお酒を奉納してくださった方には、その神社仏閣も感謝のお気持ちとして御祈祷もしてくださりますし、神主様、神職様やご住職様、への御奉納は、神仏への御奉納ともなります。

 

これは私自身も御奉納させていただいたことがありますが、やはりその後に出張お祓いが入ったり、ご新規様と御縁をいただいたりもしています。

 

 

人それぞれ色んな考え方がありますが、

 

これでなんとかしてください

 

とかご自身の努力なしに思われたり、

 

御供えはこれだけで十分だろう

 

と思われていては、どのような神社仏閣、スピリチュアル的にも良い運気は入ってきません。以前もお話させていただいたかと思いますが、「できるだけ安く安く、、、」「こうなれば安くなるだろう、、」とばかり考えている方が、良い運気が入ってこないのと同じです。

 

やはり感謝のお気持ちをこめて「それなり」の御奉納、をされた方には、不思議ですがそれなりのエネルギー、運気できちんと返ってくるのです。