「きゃぁぁぁーー!!!!」

「志田先輩ーー!!!」

「まなかー!!!!」


体育館に響き渡る歓声全てが

1人の人物に当てられたものだった


それはバスケ部2年のエース志田愛佳先輩


私は約3ヶ月前に新入生のための部活動紹介の際に

志田先輩に一目惚れした1人だ


そしてバスケ部のマネージャーをする事を

決めてからというもの毎日忙しい日々を過ごしている



マネージャーになったら志田先輩と仲良くなれるかなって思ってマネージャーになったけど、マネージャーになってから志田先輩にはマネージャーとしての仕事でたまに自分から声を掛けるか、周りの先輩たち同様の挨拶くらいしか話せて居ない。


それもあってか私と同じ様な志田先輩目的で入った子たちもマネージャーの仕事のキツさからかかなり減ってしまった。


由依   「はぁーーーー想像とちがうなぁ」


   「なにがー??」


練習が終わり選手たちが帰った後1人でモップ掛けをしながら愚痴をこぼしていたら、誰もいないはずなのに声がした。

驚いて部室の扉の方を見ると志田先輩が立っていた。



由依  「えっ」


愛佳   「えって笑笑幽霊とかだと思ったー??笑」

           

志田先輩は今まで私が遠くから見ていたあの笑顔で笑っている


由依   「おっお疲れ様です!!」


愛佳   「なんで由依ちゃんが1人でモップしてんの?」


(由依ちゃんって言われた///// そうじゃない!)


由依   「みんな帰っちゃったし、それに私にはこれぐ                   らいしかできないんでいいんですよ」

            「それより志田先輩こそ何してるですか?みん                   な帰っちゃいましたよ」


愛佳   「いやぁ練習終わって部室で寝ちゃったら置いて

              かれた笑笑」

             


ずっと遠くにいる存在だった志田先輩が私の目の前に今いる私たち以外には誰も居なくて2人っきり

今日はなんていい日だ神様ありがとうなんて思っていると志田先輩が


愛佳     「てかもう遅いし一緒に帰ろうよ送るよ」


確かに気づけば体育館の外も薄ら暗くなり始めていた

志田先輩と2人きりで帰る!?やばくない


由依     「いや」


愛佳      「えーいやなのー??」


由依     「いや違うんですよそういう嫌じゃないんで                      す」


愛佳      「じゃあ帰ってくれるの??」


由依      「はい/////」




どうしようそんなこんなで一緒に帰ることになった志田先輩と、しかも志田先輩暑いからいいやーってジャージのままで一緒に帰ることになった。私が一目惚れしたジャージ姿の志田先輩隣で話を振ってくれるけど緊張しすぎて上手く答えられない。

気づいたら家までの道を教える、ここは右とか左だとかそんな会話だけになっていた。


あぁせっかく一緒に帰れたのもう少しで家に着いちゃう


愛佳   「由依ちゃんと帰れて嬉しいな....」


由依   「へっ」


愛佳   「さっきから由依ちゃん反応面白すぎ笑」

           「でもさほんとに嬉しいよ」


私の方こそ大好きな志田先輩と帰れてほんとに幸せ

だから嬉しいってちゃんと私も伝えないとってなのに

恥ずかしくて中々その一言が出ない


由依  「わたしもです....」

          

            「私も嬉しいです!!!!」


愛佳  「わっ由依ちゃんそんな大きな声出るんだね笑」

          「今日は由依ちゃんの事少しは知れた気がする                   な」


由依  「志田先輩にはもっと知ってもらいたいです」


やばい勢いで恥ずかしい事を言ってしまった

今日ほぼ初めて話した後輩にこんな事を言われて

志田先輩はどんな反応をしているのか不安で

志田先輩の顔を見ることが出来ない


愛佳  「由依  ....ちゃん」


呼び捨てで呼ばれたと思い

びっくりして志田先輩の顔をみると目があった

志田先輩の顔はいつもよりほんとり紅く

なっているようにみえた

  

目が合ってから一瞬時が止まったように感じた

それからその静寂を切ったのは志田先輩の方だった


愛佳 「急なんだけどさ私あんまり回りくどい言い方と              か駆け引きとか苦手だから言うけどさ」


         「   由依ちゃんの事が好きです、」


思いも寄らない志田先輩の告白に私は声がでない


愛佳 「ごめん、困るよね突然こんなこと言われても

            気にしないでほんとごめ「ちがう!!」」


由依  「違うんです私嬉しくて信じられなくてすぐに言                葉が出なかったんです、だって私」

           「私志田先輩の事が好きだから!」


愛佳   「えっまじ!??」


由依   「はい///」


愛佳   「嬉しい!!!!いや違う違う」

           

          「由依私と付き合ってください」


由依   「はい 私で良かったら」


愛佳   「由依がいい」



私は好きっていう気持ちを口で上手く伝えられなくて思いっきり志田先輩の胸に飛び込んだ

志田先輩はしっかり私を受け止めてくれた





由依  「志田先輩大好きです!!!」




〜END〜