こんにちは!
miyaです 胎嚢確認後です。目がかゆい。
今日はただの読書感想文です(笑)
「ライオンのおやつ」という本を図書館で借りて読みました。
人気作ですが、2019年発行なので、話題になったのは数年前になりますかね。
「感動作」とのことで、感動モノに弱い私(笑)は、2~3年前にも図書館で予約していたのですが(そのときで20人待ちとかだった)、ようやく順番が回ってきたときには、たまたま忙しくて図書館まで取りに行くことができず、あきらめてそのままになっていました
ふと先日、この本を思い出し、予約人数も少なくなっていたので(それでも数人待ちだったけど)予約していたのですが、先週、私の手元に来ました。
250pくらいでさらっと読めます
簡単なあらすじとしては、余命宣告された主人公(33歳・女性)が、瀬戸内のホスピスで余生を過ごす物語。
読み始めは正直、ちょっとくどいくらいの情景表現と言い回しに、「あ、これは私には合わないやつかも…」と読むのを辞めそうになっていました(笑)
また、感動モノと聞いていたのに、登場人物の名前もふざけていて、
カノウ姉妹(しかも姉の名前がシマで、妹がマイ)
や
スケベおやじの粟鳥洲さん(「栗」じゃないですよ!)
など、これは笑っていいのかどうか、そういう趣旨の本なの???って感じだったのですが、
各登場人物にもいろいろな物語があって、最終的に伏線回収されます
はじめは読むのやめようかと思っていたmiyaですが、後半は加速的に読み進めてしまい、涙ポロポロで、ティッシュ大活躍
やっぱり人気作といわれるだけありました。
外出先では読めないですね(笑)
大真面目に「生きるとは何か?」に向き合った本でした。
子どもを育てること、親の気持ち(血がつながっていてもいなくても)、生きるということ・死ぬということ、日々の幸せについて考えさせられます。
ちなみに主人公は、病気で子宮を摘出しており、妊娠・出産できないまま最期を迎えます。
以前も予約していた本ですが、そのときはスルーして、今このタイミングで私の手元にやってきたのは、何かの縁なのかな~と感じてしまいました。
また、作中でキーになる音楽として、バッハの「無伴奏チェロ組曲」が出てくるのですが、私は期せずして、このCDも図書館から借りてきていました
図書館のCDコーナーには今まで立ち寄ったことがなかったのですが、どんなものが借りれるのかたまたま見に行って、借りてきたのが「無伴奏チェロ組曲」でした。
(バッハの曲は元々好きで、習っていた楽器でも演奏しています。)
ホントにびっくり
妊活で悩んでいる方にも、何かヒントになるかもしれない作品でしたので、ご紹介させていただきました。
良ければぜひ読んでみてくださいね
ちなみにmiya、次は、同じく小川糸さんの作品「つるかめ助産院」を読んでみようと予約をしました(笑)