9月から起業する友達がいます。私はその人の手伝いをする切っ掛けをいただきました。こういう状況に、しばしば遭遇することがありますが、いつみても面白いものです。
そして昨日はその職場での面接が行なわれ、私はそれにつき合ってきました。今回は面接の話ではありません。履歴書のお話です。そこで数点の履歴書を拝見しましたが、これは私の好奇心をくすぐります。履歴書で、書いた本人の事をどれだけ理解することができるでしょうか? まあ、ほぼ出来ないと私は思っています。しかし客観的に履歴書を見ると、あの薄っぺらい紙切れが、雄弁に語る姿も目撃してしまうわけですよ! …これが!
かつて私が会社勤めしていたときも、事務員等の募集に対する100枚以上の履歴書を拝見したことがあります。その時も思いましたが、「やる気がありそう」とか「これはやる気なさそう」なんて、一目瞭然です。その時「この人良さそう、この人来るといいな」と感じた履歴書の主が採用になっていたので、やっぱりそういうことでしょう。
では、どんな履歴書にやる気を感じるか、ですよね。
1) まず、丁寧であること。これが最低で最大の条件かもしれません。字が上手な人も、その上手さを過信して楽に字を書いちゃマイナスポイント。字が下手だと思っている人も丁寧に書こうというその意識が見えれば、字の下手さに対してそんなにマイナスの印象を受けることはないと思います。
2) ワープロ打ちは止めましょう。データをすでに作っていて、使い回ししているみたいに見えます。たくさんの会社に出しまくってるんじゃないかって、思われます。それにだいたい、履歴書は手書きが原則とされていたように記憶しています。
3) やり過ぎに注意。「私はこんなにやる気があるんですよ」というアピールもやりすぎると、イヤな感じがするものです。ほどほどにしましょう。
では、アピールしすぎ、ということについて少し。私の美人系友人Tさんの話です。彼女も履歴書を送りまくって、返って来まくった人のひとりですが、やっぱりやり過ぎなタイプでした。もともと字が綺麗な人でしたが、下書きの為にえんぴつで履歴書の用紙にミリ単位で当たり線を引いていたりしてました。見る側からすれば確かに綺麗な履歴書の方が良いのですが、さすがにそれ意外のところにすでに注目していますから…。
4) 持ってる資格はチョイスして書くのもひとつの方法。ええ、ハッキリ言って、資格をたくさんたくさん、書いてある人って、見たら引きます。もし仮に事務員の募集に対する応募なら、事務に必要そうな物だけを選んで書くなのどの方が良いかもしれません。事務員さんに対して、「どんなささいな雑用も、嫌がらずにやってくれる」そんな人材を求めていることが多いのです。自分の意志の強い、がんばりやさんは敬遠してしまいます。
5) 職務経歴書をつけるかどうか。これもケースバイケースです。付けるよう指示がある場合は提出するのはもちろんですが、指示がないけど提出したいという場合は注意が必要です。募集先が、本当に自分をガンガンアピールするようなタイプを欲しいと思っているかどうか、見極めてからアピールしましょう。
6) 挨拶文を1枚程度付ける。これはまあまあ、効果的です。しかしやっぱりやり過ぎると、引きます。読んでもらわなくても良いわって程度のさらっとしたものの方が良いかもしれません。
7) なぜこの仕事をしたいのか、その理由を書く。やっぱり書いた方がいいです。でも書いても2言程度に収めましょう。しかしこれも世間のマニュアルに書いてあるような志望動悸はまずアウトです。それなら希望の勤務条件書く方が、よっぽどやる気がありそうに感じます! 自分の言葉で書かれたものには、確かに読み手は意志を感じるのですから。
ざっと箇条書きになりましたが、いかがでしょう? そんな目新しい情報はなかったことと思います。履歴書が何度も返ってくるという状況は結構キツいもので、それは私も知っています。なんで自分の履歴書が駄目なのかと思い悩む人には、選ぶ立場から見るという状況をプレゼントしたくなります。今まで何を勘違いしていたのか、それが本当に良く解りますよ、ホント。