突然入院日記⑮ | みやのすけの映画倉庫/『ゴジラVSコング』への道
9/17、夜中に目覚めると見知らぬ天井。
今回の入院は転院や部屋替えが多かったので、寝ぼけて自分がどこにいるのか一瞬わからなくなることが多い。

新入りで明日手術の者多し、この部屋は入れ替わりが激しい。
みんな手術を済ませてサッサと退院し、その後にまた新しい患者たちがやってくる。
私は部屋ではすっかり古株になってしまった。
手術を控えている患者たちは静かにしている。
病室は朝からそこはかとない緊張感が漂っている。

10時、隣人が退院。
散々世話になった看護師や職員に一言もなし。
自分ひとりで生きているつもりだろうか。
まあ今日1日静かに過ごせるだろう。

「ビブリア古書堂の事件手帖」読了。
舞台や道具建ては興味深いが、物語や人物造形の妙味に乏しい。
面白いったってラノベは所詮こんなもんか?
読むものがなくなったのでまたまたロビーから拝借。
小学館「日本の歴史人物事典」(ちなみにマンガだ)。

13時リハビリ。
昨日より負荷をかけて自転車こぎ15分と手こぎペダル15分。
息が上がる。
そうとうに体力が落ちていると考えなくてはなるまい。

15時シャワー。リハビリで汗だくになったので気持ちいい。
今日はカミさんが来ないのでひとりでやるが、きのうより関節の可動域が 広くなっている。
この調子で良くなってほしい。

最後の晩飯にも梨カン。
さらば梨カン、もう二度と会うこともなかろう。

ひたすら「日本の歴史人物事典」読み進めるが、これが全然おもしろくない。
マンガ描いてる人にイマジネーションが足らず、どのキャラクターも同じに見えてわかりづらい。
こんなの、子供が読んで面白いんかいな。

色々と動いたので疲れた。
早々に寝る。