何でも出来る人の悩み
鑑定(悩み相談)に来られる方で次のような人が時々いらっしゃいます。
その人は、いろいろな事が出来る「マルチな人」なのです。
何もやっても、そこそこに成果のあげられる人です。
例えば、機転が利いて、思い立ったら始めることも早い、モタモタしていることが嫌い、様々な知識も豊富で、いわゆる博学多才な人。
こんな人が職場に一人居ると助かります。
周囲の「出来ない人」に頼まれると快く何でもやってくれる。
こんな良い人なのに、本人の中では時に悩みを抱えることがあります。
「私は、こんなに職場で活躍しているのに、評価されていないような気がする」
「出来ない奴より、はるかに成果を上げているのに給料は一緒」
「私はいろいろな部署に応援に行って、休む暇もない」
「出来ない奴は、他の部署への応援にも行かずに、お茶を飲んで休憩時間をシッカリ取っている」
「私は希望した専門職で入社したのに、何でも出来る事をいいことに、あちらこちら使い回されて、本来のやりたい仕事をやらせて貰えない」
「本来、私がやっていた好きな仕事だったのに、他へ応援に行っている間に、別の人が配置されてしまい、私は元の部署に戻れなくなってしまった」
こんな悩みを抱えて相談に来られる人が時々居られます。
確かに【命盤】を分析すると、
「便利に使われる人」でした。
こういう人を別名「器用貧乏」なんて表現するかも知れません。
本来、「器用」って優れたことなのですが、行き過ぎると「貧乏」が後に引っ付いて、「器用貧乏」と云う事になってしまったようです。
「器用貧乏」とは?------------
要領よく立ち回るさま。「・・・に世渡りをする」
---------[明鏡国語辞典 第二版]
器用って、本来は「要領よく立ち回る」筈なのに、どうも要領が悪くなってしまったようです。
如何ですか?
身に覚えのある人は居ませんか?
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