兄弟宮とは、兄弟だけでなく、姉妹も含まれます。
教科書(?)によると、どんな性格の兄弟姉妹なのか。とか、またその人数や、兄弟姉妹との人間関係を診る宮であると、書かれていますが、実際に鑑定経験を積んでみると、だいぶ違うように感じました。
確かに、兄弟姉妹との人間関係は、ある程度は的中はしていますが、複数の兄弟姉妹が有る場合には、人間関係の良し悪しは一様で無いと感じました。仲の良い兄弟姉妹もあれば、疎遠であったり、逆に仲の悪い兄弟姉妹も混在している場合もありました。
また、人数云々も説かれていますが、あまり当てに成らないと感じます。
現在は、一人っ子の家庭も多いですからね。兄弟宮に、「人数は3~4人で、仲は良くない」と書かれていても、一人っ子では、仲が良いも悪いもありませんよね。
もっとも的中していると感じたことは、兄弟姉妹よりも、親しい友人関係(親友のような友人)との関係が非常に現れてると感じます。
兄弟宮が「命無正曜」であると、親友と言えるような友人が無しか、少ない傾向があると感じます。
凶星の影響が強い場合には、穏やかな主星が入っていても、時に大きな喧嘩をしたりみたいな事があるようです。凶星が入っていなくて、主星も穏やかで、副星も吉星が有る場合は、親友との関係が良い例が多いと感じます。
兄弟宮の星の配合によって、親友(兄弟姉妹)との関係性は千差万別な状況になるが、兄弟宮の対象となるのは、「親友・兄弟姉妹・良きライバル」のような人々と思います。