オハジキＡＢＣＤの解釈に関して
ご質問と返信です。
（■印が返信です）
1.子女宮についてなのですが、
1-1.男命の場合であっても、子供が産まれる（妻が出産する）年にはオハジキAが巡りますか？！
■その通りです。
そして、妻が出産時に問題（流産、早産、帝王切開などの異常分娩など）が起こる場合には、オハジキAと、BCDなどが同時に巡るです。
ちなみに、オハジキ占でAが巡る時は、妊娠する可能性の時にもAが巡ることがよくあります。
月単位では、妊娠時にA、出産時にもAが二回巡ることもよくあります。
そう言う事で、妊娠時にBCDが巡れば、流産が心配されます。
出産時にBCDが巡れば早産、異常分娩が心配されます。
しかし、BCDが巡っても事前に注意して、異常を感じた時に早めに医者に相談していると無事に出産出来た例もよくあります。
1-2.またそれは、月でも表れるでしょうか？！
■月でも見れることが多いです。
その場合には妊娠と出産の二つの時期の吉凶を診ることもよくあります。
2.財帛宮についてなのですが、例えばクレジットカード支払いのように、支払事由の発生タイミングと、実際の支払いのタイミングが異なる場合、どちらが象意としてオハジキで現れますか？！
■これまでの鑑定では、実際に現金化が可能になったタイミングが多いです。つまり自分の口座に入金処理がされた時が多いです。
特に月運を観る時にどちらになるでしょうか？！
■上記の傾向が多いです。
3.奴僕宮についてなのですが、ギャンブルや投資にいいのは生年A,Bとのことですが、
3-1.命盤上奴僕宮に生年B、自化Bが同宮していてB-Bの破格になっている場合、たとえ一時的に稼げたとしてもB-B=0で無に帰すので手許には残らない、という解釈で合っていますか？！
■そういうことが多いですね。手に入ってから失う傾向です。
これは田宅宮でも同じ傾向があります。家不動産を相続するけど手放すなど。
あるいは、家不動産を相続するけどトラブルに遭遇するとか。
また、このような命盤の方はそもそもギャンブルや投資には手を出さない方が良いですよ、とアドバイスした方が良いでしょうか？！
■本奴僕宮に生年四化と同組同象の自化が有って、必定ならば要注意です。その際には本財帛宮の状況も確認した方が良いです。本財帛宮も同じような必定が有れば、投資やギャンブルには手を出さない方が無難です。
そして、もし投資やギャンブルに手を出して被害を被る時期は、オハジキ占でCDが巡る時です。
3-2.生年Bがギャンブルや投資に良い、との事ですが、オハジキBは、人間関係を観るのには余り良くないですが、殊投資、と言う事になると如何でしょうか？
■オハジキBは「権利、あるいは積極的に関わる」という意味になりますから、投資などなら「権利」という意味で吉の象意です。人間関係なら「積極的に関わる⇒意見も言う、自分が主導的になる」という意味で、摩擦が生じやすい、と解釈になり、実際もそういう事が多いです。
ちなみに田宅宮もオハジキBが巡る場合には、家や不動産取得には積極的な傾向が出ますが、家族に対しても自分が主導的になる傾向が出ます。従って家族に合わせるというより、家族に意見する傾向になります。
生年Bよりはかなり弱いけれども投資に良い、と観るのか、それともオハジキA以外は投資ギャンブルのタイミングではないと観るのか？！です。
■オハジキも生年四化の作用の意味を含んでると考えると解釈がしやすくなります。
A=吉、人間関係を重要視、大切にする、協力し合える、成果を得る。
B＝積極的になる、頑張る、管理する、成果を得る（財帛宮、遷移宮、官禄宮、田宅宮）。
C=知識を活かす（官禄宮）、出逢い（夫妻宮）、出費（財帛宮）、不安、心配、消極的（疾厄宮、田宅宮、福徳宮、六外宮）
※疾厄宮にCが巡ると不安という意味で体調不良、病気＝凶という判断です。
詳しくは動画⑳-２で説明しています。
以上、ご質問に対して、これまでの私が鑑定で感じた傾向を記述しました。
皆さんも鑑定を通して感じた傾向と照らし合わせて見てください。
多くの鑑定を通して、別の意味も発見する可能性もあります。
そういう場合には、新たな発見や象意も皆さんと共有して戴くと幸いです。