『みやなおこの女ひとり』
千穐楽でした。
この時世だ。
何人の方が来てくれるかは分からないけど、1人でもお客さまがいれば演る‼️
そう思いながら、初日は満員御礼だった。
そして、千穐楽も満席‼️
ああ、なんてうれしいことか‼️
ご飯だけ食べて、帰って来ました。
帰りにこんな愛情たっぷりのものもらいました。
うれしい
けど
ちとやはり寂しい🤣
プロデューサーの本多真弓さんのこの第一章を成功させる‼️という熱意と覚悟に劇場と芝居に対する愛を感じました。
この毎日変わる状況の中で、急遽、配信を決めてくるこの英断力😍
あー私にこれを上演させてくれたことに感謝しかない。
そして
こんなに稽古する予定なかったのに…
すごい稽古した気がする🤣
めちゃ軽く受けて、二本立てでの稽古のあまりのハードさに途中何度も後悔したけど、すごい楽しかった‼️
昨日の休演日もお稽古した。
そして初日があけたのに!、演出の西山は新しいプランを試したいと言ってくる。
『え〜⁉️マジですか⁉️』
と言いながら、楽しい🤣
どこが変わったらわからないくらいかもしれないけど、ものすごい違いだ。
一人芝居て、なんて贅沢。
私ひとりの芝居のためだけに演出が付く。
そして千穐楽の芝居が終わってすぐに、西山水木が楽屋に来て
『初日の3.5倍良かった‼️』
と言った。
3.5倍…この微妙な倍数…なんかおかしくてうれしかった。
前説でタイトル『さそりの火』を
『さそりの女』
と言ってしまうような演出…袖で緊張が一気にほぐれ舞台監督と大笑いしてしまった…これは私のための戦略だったのかも⁉️
コロナのために、東京まで観に来ることができなかった劇作家の西史夏さん。
本当は『Bridge』で生き延びた娘、淳子のその後を書きたいと言ってた。
私もその後を知りたい。
そして、どうしても解せないのが
『Bridge』がら20分ちょい、『さそりの火』が15分くらいの作品だということ🤣
セリフの量だけを見ると『Bridge』の方が10倍くらいある🤣
なのに…
芝居って不思議だ。
演じた人数…
『Bridge』は語り部入れたら、8人⁉️
の登場人物⁉️
今、数えてビックリした‼️
「さそりの火」では、3人。
計11人
か〜🤣
よく頑張ったね、私😘
「Bridge」
こんな浴衣を着ました。
絞りです。
出番直前ショット。
帯締めなしでもいけるけど、アクセントに^_^
今回は着付けも早替えも自力でやりました💦
あ、ちょっとだけ、舞台監督の晋さんに帯ほどいてもらったけど。
戯曲が褒められ
演出が褒められ
音効や照明が褒められ
徹底的な制作のディスタンスを褒められ
みやなおこが褒められた。
私の代表作になった🌸
稽古し始めた時は、
うう、なんで私、これを覚えて演りたい!
なんて言ってしまったんだ⁉️
と後悔しきりでしたが…汗
『自分で自分の首絞めてる…』
『誰も頼んでないのに…』
等々言われつつ、演って本当に良かったと今は思ってます。
今回は配信にも挑戦しました。
これで世界中の人に観てもらえるのは、うれしい。
でも、あの劇場が地響きする感じとかを感じてもらえないのは残念🤣
本当に、揺れてるようだった。
音ってすごい🤣
照明は私の演技を助けてくれる。
世界があかりだけで変わる。
初日開いたのに、まだ釣り変えとかプランを変更して持ってくる。
音楽は韓国の音楽家Jung TaeHyo。
ピナ・バウシェにも提供している。
西山水木を、日本の母のように慕ってる彼の曲は最高にカッコいい。
本当に有難いスタッフだった。
なので、配信しか観てない人には、生でぜひぜひ観て欲しいです。
(て、再演できるかどうか、知らんけど笑笑)
今回のこのシリーズ、どの作品も面白かったです!!
あーディスタンスでさえなければ、今頃、下北沢でみんなで打ち上げてたのに…
寂しいですね、やはり。
追記
今朝のじゃっくん
このクビにかじりつく姿はなんでしょうか…
全体を撮りたいけど。これ以上手が伸びない🤣
この1か月以上、1日も休みがなかったので、今日は一日中、じゃっくんに捧げます🤣
【グッドディスタンス】
風吹く街の短篇集
第一章
2020年7月15日(水)〜19日(日)
下北沢「劇」小劇場
- 東京都世田谷区北沢2−6−6
『みやなおこ の 女ひとり』
「Bridge」「さそりの火」
作:西史夏
演出:西山水木
出演:みやなおこ
2020.7/17(金)20:00〜
2020.7/19(日)12:30〜
ひとりで描く、ふたりの女の命。
【配信チケット購入】
8/1まで購入、8/2まで視聴できます。