『みやなおこ の 女ひとり』
このコロナのご時世にどうやって劇場で、上演できるか?
劇場で生で観てもらうということにこだわりたい…
ということから始まった企画に参加することになりました‼️
西史夏さんの作品
『Bridge』『さそりの火』
の2本、語りと朗読で演じます。
『Bridge』は豊岡の劇作家大会でこうのとり戯曲賞をとった朗読作品です。
その時に朗読させてもらい、関西で朗読と生演奏でも上演しました。
今回は朗読ではなく語りとして演りたいと思い、挑戦してます。
それもオファーが来た時、
中津留組の本番もあるというのにとっても簡単にお受けしてしまい、
おまけに自分でそう演りたいと言って、
何も考えずにハードルを上げてしまいました💦
で、いま、自分で自分の首を絞めてる状態です…🤣
「誰も頼んでないのに…」
と、言われてます🤣
演出は西山水木さん。
東京で初めて会った女優さん。
もう出会って30年以上‼️
公私に渡り、この人の存在なくしては生きてなかったと言っても過言ではない。
演出をしてもらうのは
DONNA・DONNAのブレヒト以来20年ぶりくらい⁉️
そして
簡単にできると思ってた…
朗読に毛が生えたくらいやろ…
と思って受けたのに…
甘かった‼️泣泣
要求してくるディレクションは超難しい…🤣🤣🤣
言葉通りに演じさせてくれない。
ものすごい微妙にずらした効果を狙っているようだ。
それを一個ずつ、丁寧にクリアにしていく。
一回できても、次できるかわからない…ううう🤣
何度も何度も水木さんが
『今の!それ!あー録画しとけば良かった‼️』
と言う。
たしかに映像ならそれ撮っといてもらったら良いんだけど…😆
一回だけなら奇跡のようにできることは多い😆
でも芝居はそうはいかない。
だから芝居は難しい
とあらためて思う。
毎回毎回新鮮な気持ちで、かつブレずに
舞台の上で同じクオリティで何回でもできるように、
自分の身体に叩き込むしかない。
でもそれがまた楽しい。
何と贅沢な稽古場だ‼️
私の演技のためだけに演出がつき、
私の演技のためだけに稽古時間が費やされる。
2ステージだけの舞台です。
久しぶりにお客様の前で演じます。
新しい挑戦を観てやってください‼️
【グッドディスタンス】
風吹く街の短篇集
第一章
2020年7月15日(水)〜19日(日)
下北沢「劇」小劇場
- 東京都世田谷区北沢2−6−6
『みやなおこ の 女ひとり』
「Bridge」「さそりの火」
作:西史夏
演出:西山水木
出演:みやなおこ
2020.7/17(金)20:00〜
2020.7/19(日)12:30〜
大正十四年五月、兵庫県にある城崎温泉街を巨大な地震が襲った。
「女が好きなだけ泣けるのは、赤子のうちだけ」と言われ、泣くことも怒ることもなく、足元に咲くスミレのように、ひっそりと、ただ懸命に生きてきた若女将のサヨ。災禍の只中で気づいた、ほんとうの気持ちとは−
温泉街の日常を支えてきた一人の女の姿を描く、第1回こうのとり短編戯曲賞受賞作「Bridge」。
夕闇の山中で焚き火をする兄と妹、そこへ一人の男が現れる…。濃密な闇のなか、三人の男女が意外な結末へと向かってゆく「さそりの火」。
稀代の女優みやなおこが挑む、ひとりがたり二題。
ひとりで描く、ふたりの女の命。
出演
外波山文明
オクイシュージ
久ヶ沢徹
瓜生和成
松本哲也
小宮孝泰
和泉妃夏
みやなおこ
大谷亮介
▪️チケット
平日 2500円
土日 3000円
▪️チケット取り扱い
◇CoRich舞台芸術!
※当日受付精算でのご案内となります。
▪️グッドディスタンス公式ホームページ
https://www.gooddistance.net
▪️Twitter
https://twitter.com/good_distance
▪️スタッフ
舞台監督 村岡晋
照明 和田東史子
音響 須坂あゆみ
制作協力 SUI
スペシャルアドバイザー 西山水木、大谷亮介、鈴木聡
企画製作 本多真弓
あ、中津留組の新作は7/4から生配信で演ります‼️